昔、初めて外国人をお迎えした時の話だ

歳がバレる話だが、まあいいだろう。 
昔、まだ高校生だったときに、初めて我が家に外国人をお迎えした時の話だ。 
彼女はルーシー(仮名)といって、オレの通う高校への短期留学生だった。
夏休みの間の、ちょっとした集まりの帰りにたまたま数人の自分の同級生と一緒に立ち寄ってくれた。 
留学生だから当然、ホストファミリーの日本家屋の家に滞在してるわけなのだが、我が家の中を見たいらしく、 あちこち案内した。 



当時の我が家は田舎の一軒家。仏間が総檜だったくらいで、とりたてて変わったことはない。 
彼女は入った途端から、日本語で「キレイ、キレイ」を連発していて、何がキレイなのかというと、
チリ、ゴミひとつない上に、モノが整然としているからだという。
アメリカの家がどんなだか想像もつかないが、確かに整理整頓はされていて、花も生けてある。 
母が華道の名取(となるにはカネがない)レベルまでいっていたから、まあそうなのだろうと考えていたが、ピークはその後だった。 

みんなと一緒にオレの部屋に入ったとたん、「これは誰☆彡~◇△□※?」と早口にしゃべる。
このあたり英語なのだがサッパリわからん。 
指さす先は、部屋に飾ってあるキャンディーズの大きいパネルだった。
以下は英語得意な同級生とのやりとりだが、 
「なんてかわいいの!なんてキュートなの!彼女たちは姉妹?」みたいなとにかくいろんなことを早口のハイテンションで連発する。 
ブロンドでスタイルのいい米国人女子高校生に、まさかキャンディーズが評価されるとは思いもしなかったのだが、あとで訊くと、我が家での一番の印象は、どうもこれだったようだ。
ウチの中にある日本的なモノといえば、床の間の横に飾ってあった日本刀くらいだが、彼女はそんなモノには何の興味も示さず帰って行った。 

田中好子さんがお亡くなりになり、ふと思い出した次第。 
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

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