ストリートの女王・絵里

とび抜けた長身以外、普段は平凡な女子○生・絵里。
しかし、彼女には裏の顔が有った。
街のごろつき達を、その
暴力と恐怖で支配する、絶対的な独裁者。
…とはいえ、時には逆らう者も出てくる。



今夜も、彼女は「狩り」に出かける。
支配を確立するためではなく、
暴力と、流血と、嗜虐の快感を感じるために…。
それにしても、あんた、マジで弱すぎよ?
これじゃ、今までツブしてきたどっかのチーマーのほうがまだ歯ごたえあったってカンジ。
一応、本職のヤクザなんでしょ?
…これじゃ、ゴーモンにかけるまでも無いわね。
ほら、もう許してあげるから、さっさとアジトの場所教えなさい。
…ホントにあっさり白状しちゃったね。
あ~あ、楽しみが減っちゃったぁ。
絵里の住むこの街には、暴力団がいない。正確に言えば、最近いなくなった。
表向きは、住民運動の成果で暴力団を追い出したことになっている。が、
実際には、絵里とその配下(元ギャングやゾク)たちによって、文字通り「シラミ潰し」に壊滅させられたのだ。
 縄張りを狙って街にやってくる、暴力団、チャイニーズマフィアは多い。しかし、それらも気づけばいつのまにか
いなくなっている。噂では、彼らはみな「ストリートの王」にツブされ、埋められたとか港に沈められたとか…。
 それが事実かどうか知っているのは、「王(実は女王なのだが…)」である絵里だけ。
配下達にもわからない。絵里は単独行動を好む。特に流血沙汰の時はなおさらだ。
「ふふっ、おいしいものはひとりで食べるのがスキなの♪」
…絵里の筋力は普通ではない。飛びぬけて大柄ではあるが、グラマーで、むしろ女性的な体型と
言っていい。だが、本気を出すと、二倍の体重の男でも腕力でひねり潰すことが出来る。
幼い頃から空手や柔道を習い、年上の門弟たちを打ち負かすことは良くあった。
最終的には、師範代すら絵里の前に屈服し、練達の技をも跳ね返す彼女の腕力に悔し涙を流した。
絵里、14歳の時である。この時以来、彼女はその能力を隠すようになった。
しかし、生まれ持ったサディストの血を抑えつづけることは出来なかった。
夜な夜な街に繰り出し、犠牲者を求めてストリートを徘徊する。
チーマー、ギャング、暴走族…。超人的な腕力と、正統的な技術の裏づけの前に
彼らはことごとく敗れ去り、絵里におもちゃにされ、血と涙を枯れるまで搾り取られた。
入院した者、廃人になった者、自殺した者もいる。
しかし、それでも、まさか自分を打ちのめした者の正体を周囲には漏らせなかった。
絵里は、大柄で明るく、ちょっとドジで運動神経のニブい女の子である。そう、周囲の級友達は思っている。
不良債権と化し、廃墟同然のペンシルビル。最上階である五階に、珍しく明かりがともっていた。
四階から下は、どこも暗く扉を閉ざしたままで、「立ち入り禁止」の札が貼られている。
ここが、絵里に潰された暴力団の残党がアジトにしている場所だと、さっき締め上げた売人から聞き出した。
絵里は、ドラッグ密売を許さなかった。理由は特に無い。強いて言うと、単に意地悪で禁止しているのだ。
逆らうものを襲う、ちょっとした理由付けに過ぎない。
ビルを見上げると、凄惨な、欲望のこもった微笑を浮かべる。
(…さぁ、待っててね。もうすぐよ…。いっぱい可愛がってあげるからね…♪)
四階から五階へ上がる階段に、拳銃を持った見張りが座っていた。
先に気づいた絵里は、しなやかな身のこなしで身を隠す。さすがに相手が銃では分が悪い。
どうしようかな、と思った背中にこの階の配電盤があった。
にんまりと笑い、絵里はスイッチをつけ四階の灯りを一瞬だけ灯した。  
数秒後、異常に気づいた見張りが、おそるおそる降りてくる。
あたりには誰もいない…。
彼がそう思った瞬間、絵里は背後を取っていた。
右手を伸ばして、相手の手のひらごと拳銃をつかむ。
同時に、左腕で男の首をしめ、地上から数センチ吊り上げていた。
(ふふっ、ごくろーさん。キミはあとで、ゆっくり遊んであげるからね…♪)
耳元でささやき、チュッと耳朶に口付けると、左腕に力をこめる。
男は声も出せず、頚動脈と気管をしめつけられてビクビクとのたうつ。
一息に締め落とすことも出来るが、それではつまらない。
相手の苦しむさまを見るのが楽しみなのだ。
一見やさしそうなこの少女の、どこにこういう
悪魔のような性向が隠れていたのだろう。
しかも、彼女にとっては、こんな行為が性的快感をもたらすのだ。
相手にとっては、まさに災難である。
今も、男の痙攣する脚を自分の両足にはさみ、もじもじと腰を押し付けている。
顔はうっすらと上気し、甘い吐息を漏らす。
(…はぁっ♪…殴るのも…いいけど…
…締めるのもいいのよね…。ふふっ♪感じちゃう…)
頚動脈がびくびくと脈動するのを楽しみ、時に腕を緩めて男が失神しないようにする。
そうやって、五分ほど楽しんだあと、やっと男を失神させてやる。
糸の切れた操り人形のように、漏らした尿の池に倒れこむ見張り…。
これでも、絵里にしてはあっさりして許してやっている方なのだ。
彼を残し、クス…とセクシーな笑みを浮かべて、階段を上っていく。
「あんっ♪」
我慢できず、スカートの下に手を突っ込んでショーツの股布をさする。
そこは、既にぐっしょりと濡れていた。
(…はぁっ…。我慢がまん。メインディッシュは、このあとよ…♪)
五階に登った絵里は、十分に暗闇に眼を慣らしてからいきなり明かりを消す。
唐突に暗闇に放り込まれ、うろたえる男達。
そこに絵里は奇襲をかけた。
怯えた山羊の群れに、血に飢えたライオンが襲い掛かるように。
一方的な暴力。ただただ、逃げ惑うばかりの男達。
殴られ、蹴られ、投げられ、締め上げられる。
ひとりひとり、倒れたまま動かなくなる。
「…あ。もうおしまい?…そんな訳無いよね~…くすくすっ」
男達の懐から拳銃を抜き取り、またひとりひとり活を入れていく。
「…うっ…ううっ…」
最後の一人が、うめきながら目を覚ますと
「よーし、全員起きたね。ハイ、ちゅうも~く」
スチールデスクの引き出しに、ガラガラと拳銃を落とし込む。
にやっと不敵な笑みを見せ付け、引き出しにその大きな掌をかけると
「…んっ………」
…メキッ!!
異様な音と共に、金属の引出しがぐしゃぐしゃに潰れる。
(ひっ!!…バ…バケモンだ…!!)
男達に戦慄と恐怖が走る。
「はい、危ないおもちゃは封印よ?…それじゃ、もう一回最初っから。
お姉さんが、たっぷり遊んであげる。最初はだぁれ?」
腰に手を当て、男達を見回す。
怯えきった表情で首を振り、あとずさる彼らの顔をじっくりと眺める。
もちろん、誰も立候補する勇気など無い…。
そのうち、絵里はふと小首を傾げ
「…あれ?ねぇ、組長はどこ?あの坊や…。いないじゃない」
坊や、というのは、絵里に潰された組の二代目、正確には二代目候補。
前の組長の息子である。絵里にはショタコンの気があり、彼には特にご執心だった。
もっとも、絵里に気に入られる事ほどの災厄もないのだが…。
組を潰す時も酷かった。
シマもシノギも潰され、構成員のほとんどを病院送りや再起不能にされた
組長の自宅を襲い、しばりあげた家族や子分の目の前で
組長をじっくりと嬲り者にしたのだ。
手も足も折り、梁から吊るして
顔が二倍に膨れるまでサンドバッグにした。
無理やりバイアグラを何錠も、それも絵里の唾液で飲み込ませて
妻子や子分の目の前で、勃起したペニスを弄ばれた組長は、号泣した。
最後には、高笑いしながら組長のペニスをしごき、射精と同時に睾丸をつまんで潰した。
翌日、組長は自ら命を絶った。
その時以来、母親似の美少年に目をつけた絵里は、勝手に彼を組の後継者に指名し、
自分が保護することを宣告した。そうして彼を自分の奴隷にしようと狙っていたのだが、
組長の遺言で、生き残った組の残党が隠していた。
「あの子はどこ?知ってるんでしょ。言わないと…」
「………」
「ふぅ~ん。そう。…だったら、お望み通り…」
「…うっ…」
ポキ、ポキっと指を鳴らしながら詰め寄る絵里。
嗜虐の喜びに瞳をギラギラ光らせ、ぺろりとピンクの唇をなめる。
「拷問してあげる。絶対に、死んだ方がマシって思わせてあげるね。わたし、そういうの得意なんだから。
30分でも我慢できたら誉めてあげるわ。って言っても、今までそんなヤツいなかったけどね」
そして、凄惨な拷問が始まった。
「ほらほら、どうしたの?もっと本気出してかかってきなさいよっ。アハハ♪」
もはや身動きもままならぬ男たちを、サンドバッグのように弄ぶ絵里。
「あっはぁ~。どうしてあげようかー?内臓を殴り潰して欲しい?
それとも、耳を引きちぎってあげようか?んふ…んふふふ…♪」
その時
「や、やめろー!!」
ドアをバタンと鳴らし、隣の部屋から一人の少年が飛び込んでくる。
「も…もう十分でしょ。いいかげんにしてくださいっ…」
震えを隠し、きっと絵里を睨みつける少年。
しかし、体格で遥かに及ばない彼の恫喝は、もちろん
まったく効果はなかった。それどころか…
「あ。やっと見つけた♪…んふふ、優くん。
こんなとこに隠れてたんだ~?」
ぺろり、と唇をなめ、粘ついた視線を優のきゃしゃな体にまとわりつかせる絵里。
「さがしたのよぉ。もう、手間かけさせて…。」
ゴミのように、引っつかんでいた男を投げ捨てる。
「悪い子だね…」
グラマラスな体をくねらせるように、見せつけるように、一歩一歩近づいていく。
「…おしおきだよ、優くん♪たっぷり泣かせてあげるからね…」
怯える少年を乱暴に抱き寄せ、
胸の谷間に細っこい体を埋め込むように抱きしめる。
力が入りすぎて、優の背骨がきしむような音を立てた。
恐怖で、小刻みに震えているのがたまらなく欲情をそそる。
「うふっ、かわいい…」
アゴを掴んで強引に自分のほうを向かせ
「初めてのキスよね?…ンフフ、奪っちゃうよ」
宣告すると、欲情に耐えかねたように唇を奪う。
むりやり口を開かせ、舌を奥まで突っ込み、口内をねぶりまわす。
べちゃべちゃと音を立て、舌をしゃぶり、唇を舐めまわす。
息も出来ず、優はただ立ちすくんでいた。
苦しい。しかし、それ以上に恐ろしい。
怪物のような戦闘力を持った相手に、嬲られる恐怖。
その恐怖が、絵里をますます興奮させていく。
「…はぁ、おいしい…。ふふ、ファーストキスの感想はどう?
でも、まだ終わりじゃないよ…」
きつく抱きしめ、再開するキスの拷問。
大量の唾液を流し込み、舌で無理やりに食道に押し込んでいく。
絵里も息が出来ないのは同じだが、優とは肺活量の桁が違う。
苦しさに痙攣し、青ざめた顔を余裕の表情で見下ろす。
(ふふっ、いい顔になってきたね。もっと…もっと苦しめてあげる。
泣いても、気絶しても止めないよ?
キミのパパは自殺しちゃったけど、キミはもっとひどい目に遭わせるから覚悟して。
耐えられないだろうけど、自殺する自由なんかあげないからね?)
いつしか、優の背中は壁に押し付けられていた。
ふっと笑って、絵里は優の脇に手を入れ、軽々と持ち上げると、
キスで優の後頭部を壁に押し付け手を離した。
串刺しにされたように宙に浮いた優の体。
その胴に、絵里はボディブローを放つ。
「!!」
大の男でも悶絶する威力。華奢で未成熟な少年の身体に耐え切れるはずもない。
優は一瞬にして失神する。ぐったりした身体を抱きかかえ、絵里は笑った。
「あははっ、ちょっと興奮しすぎちゃった。
こんなに楽に眠らせちゃうつもりじゃなかったんだけど。
この様子じゃ、当分起きないよね…。ま、いっか。
続きは、お部屋でゆっくり…ね♪」
失神から覚めた優は、身動きが取れないことに気が付いた。
手足が、長いすに縛り付けられている。
必死にもがいても、びくとも動かない。
おまけに、口は猿轡のようなものでふさがれていた。
「ンフ、お目覚め?ずいぶんよく寝てたわね」
絵里の声が聞こえる。
「…!!ム…グ?」
悲鳴が漏れかかるが、くぐもった声が漏れるのみ。
「…ふふふ、ごめんね。びっくりして、優くんが舌を噛んじゃいけないから。
…今から、とびっきりの残酷ショー、見せてあげるからね♪」
絵里は、紅のボンデージスーツに着替えていた。
その手には…
フックを口からのどに通された男が、絵里に捕まっていた。
「フフッ、今から、こいつを処刑してあげるの。
たぁ~っぷり嬲ってからね♪」
「ほらっ、まだ死んじゃダメよぉ~♪」
ビシッ、ビシッ、と、残酷な音が地下室の中に響く。
「優くん、この鞭はねぇ、特別製なの。中には重~い鎖が入ってて、普通の人じゃとても振れないわよ?
でも、威力はスゴイんだから。わたしが手加減なしに叩いたら、骨どころか、手足がもげちゃうの♪」
説明しつつ、残虐な打撃を、天井から吊るされた哀れな犠牲者に振るう絵里。
目はとろんと潤み、残酷な光を宿している。
こうなっては、もう男に助かる可能性はない。既に体中の骨をへし折られ、
内臓も何箇所か破裂させられている。絵里は、その様子を楽しみながら、
なるべく長い時間苦しませようと手加減しながら殺人の鞭を振りつづける。
「…んふっ…はぁっ…まだよ、まだ…」
鼻息も荒く、ピンクの唇からタラタラと涎を垂れ流し、空いた片手で自らの体をまさぐる。
オナニーのために人を嬲り殺す女子高生も、絵里くらいのものだろう。
周囲の視線は、まるで気にもしていないようだ。
…優の目が闇に慣れると、この地下室には他にも人がいることに気付く。
何人もの男が、ある者は鎖につながれ、ある者は檻に入れられていた。
「優くん。こいつらねぇー、みんな私のことを狙ってきた殺し屋とか、鉄砲玉なの。
その場で殺してもいいんだけど、あとが面倒だし、もったいないじゃない?
どうせなら、たっぷり楽しんでから…あはん…殺してあげようって思って、
ここまで拉致って来たってわけ。うふふっ♪生きて出た奴は、まだいないのよー。
今まで、何人殺したかなぁー。…あはん…みんな、すッごく苦しい、いたーい死に方させてあげたわ…
でもね…命乞いをする奴は殺してないわよ?私、優しいでしょ?」
ボンデージスーツの股間に指を突っ込み、下品な水音をさせながら絵里が説明する。
「ウフフッ…殺してくださいって、土下座するまで虐めるからだけどねー」
美少年の、恐怖に引きつる顔も、絵里の興奮を高めていく。男から離れ、優の方に、
体をくねらせながら近づいていく。無意識に優は逃げようともがくが、手錠が食い込むばかり。
「サ、サンドバッグがわりに殴ったり、関節技の練習台にして、骨を…すっごく時間かけて折ってあげたり…
あ、歯は全員へし折ってあるのよ?舐め奉仕とか、人間便器のときとか便利なようにねっ♪
あ、人間便器ってなんだかわかる?うふふっ、あとで優君にも体験させてあげる・・・」
優の体にのしかかり、オナニーをしながら少年を恐怖に追い詰めていく。
そのとき、吊るされていた男がごぼっと大量の血を吐き出した。
「…んふふ。プロの殺し屋のくせに、もうギブアップ?しかたないなぁ・・・」
ねっとりとした口調で言い、優から離れた絵里は、再び鞭を構える。
今度は手加減なし。一撃で腕が吹き飛び、足がへしおれる。
ダルマのようになって、男はそれでも生きていた。
何人もの男を嬲り殺してきた絵里の、見事な計算通り。そして、いよいよ最期の宣告が下される…。
「さぁ、お望みどおり殺してあげる。覚悟はいい?
…ふふっ、女子高生のオカズになって殺されるんだから本望よね♪
じゃ、内臓ぶちまけて死になさい♪」
「ほぉら、死んじゃえっ♪」
絵里の、残虐な鞭が振り下ろされた。
盛大な衝撃音と共に、吊るされた男の腹が引き裂かれる。
血の海と化した床に、ボトボト零れ落ちる内臓。
衝撃で、男の眼球は飛び出し、死体と言うより肉塊のようになっていた。
「あはははっ♪よく…がんばったねぇ~♪…んっ、んふ~っ♪…あっ…あんんっ!」
返り血を浴びながらオナニーを続けていた絵里が、甘い吐息と共に身体を痙攣させる。
びく、びくっ。
「はぁ………………ん、ンフフフっ♪いっちゃったぁ~♪」
性器から引き抜いた、愛液まみれの指を舐め上げ、妖艶に笑う絵里。
吊るされた死体の腹に、その手を突っ込み、
ずるずるっ
と、腸を引きずり出す。
「どお?優くん。意外ときれいだと思わない?
うふふっ、このひと月くらい、わたしの排泄物しか食べさせてないのよぉ~?」

蒟蒻ゼリーくいてえ

拳銃で撃たれたんだけど蒟蒻ゼリーを胸ポケットに入れてて無傷だった   
1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:15:46.47 ID:/LPvwmVT0 
ありがとうwwwwwwww蒟蒻ゼリーwwwwwwwwww 

















3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:16:47.82 ID:33mfLrVq0 
俺は包丁で刺されたけど蒟蒻ゼリーのお陰で助かった 






4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:17:31.29 ID:ZtkICZV20 
喉に魚の骨刺さったけど蒟蒻ゼリー丸呑みしたら取れた 






6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:17:57.70 ID:cVtLjODm0 
マンションの10階から落ちたけど蒟蒻ゼリーがクッションになって助かったありがとう 






8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:18:05.70 ID:rG8JJ5+bO 
そんな蒟蒻ゼリーも製造中止 






11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:18:41.07 ID:sZCCIXSB0 
「俺の部屋に蒟蒻ゼリーあるけど寄ってく?」 

終電間際のこの一言で彼女をゲット。今では結婚し2人の子供と仲良く暮らしてます。 






29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:24:55.28 ID:2KXh9Qg1O 
>>11 
クソワロタwwwwww 






12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:18:41.13 ID:SvPe1J2g0 
蒟蒻ゼリーのお陰で毎日胃が快調です!胃もたれもなくなりました! 






13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:19:24.21 ID:9Y0Q/bKyO 
俺は無人島に流れ着いた時、ポケットに入れていた蒟蒻ゼリーのおかげで飢えずに済んだ 






14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:19:30.90 ID:uItFYvXIO 
蒟蒻ゼリーでオナニーしたら童貞卒業した 






17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:20:19.15 ID:y83nekkP0 
蒟蒻ゼリーのおかげでおっぱい依存症にならずに済んだ、ありがとう 






20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:21:31.96 ID:3pk4P2xNO 
俺は学校に遅刻しそうになったけど蒟蒻ゼリーのおかげでなんとか間に合った 






21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:21:33.73 ID:aqUT+jBr0 
蒟蒻ゼリーオナの気持ちよさったらもう 






26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:23:53.71 ID:8T9tFGYmO 
あのときは本当にダメかと思ったよ。 
蒟蒻ゼリーがなかったらどうなっていたことか… 
もう二度と蒟蒻ゼリーでは遊ばないよ。 






27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:24:03.80 ID:RikTJJmSO 
蒟蒻ゼリーが家にあるおかげで、地震がおきても崩壊の心配はないwww安心です 






30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:25:05.50 ID:uItFYvXIO 
お父さん 

「男は人前で泣くものではない」と厳しく言ってましたよね。 
だから、お父さんが亡くなる時も通夜でも葬式でも 
俺は決して泣かなかったのです。 

あの頃、まだ幼稚園児だった弟はもう大学生です。 
成長する毎に、顔、声、体格、なぜか仕草まで、 
お父さんに生き写しと誰からも言われるようになりました。 

弟が俺の結婚式で着ていたのは、お父さんのスーツでした。 
「これお父さんの服」と弟に言われる迄、気付きませんでしたが。 
弟はただ、ピッタリだからというだけの理由で着たようです。 
しかし、それを知ったが最後、弟にばかり気を取られます。 
一瞬、お父さんかと錯覚する程似て見えます。 

お父さんに、今日のこの場所にいてほしかった。 
そして「育ててくれてありがとう」と言いたかった。 
初めてネクタイを締めた弟の姿を見せたかった。 

様々な思いが去来する中、俺に「おめでとう」と言った弟の声が、 
あまりにもお父さんに似過ぎていて涙を堪えきれなくなったのです。 

言い付けを守れなくてすみません。 
けれど、こればかりはお父さんも許してくれるのではないか、 
と甘く考えていることも、正直に書いておきます。 


蒟蒻ゼリー 






55 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:35:02.28 ID:kG829bbbO 
>>30 
やっつけすぎるwwwww 






31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:27:20.86 ID:/LPvwmVT0 
ばっちゃが火傷には蒟蒻ゼリーが効くから塗りなさいって言ってたから塗ったら翌日火傷の後が消えて完治した 






37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:30:28.34 ID:KsgdJvPKO 
蒟蒻ゼリーがなければ即死だった・・・。 






38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:30:41.04 ID:0Z7TsrMyO 
過酷な潜入任務の際、最も多く持ち運ぶことができ、最もコンパクトに収納でき、最も栄養価が高く、そして最も美味…それが蒟蒻ゼリーだ 






39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:31:17.97 ID:DF1jIpX3O 
ドラえもんに蒟蒻ゼリーあげたら声が昔の声に戻ったよ! 






41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:31:42.15 ID:ZD9lJal6O 
アパーム! 
蒟蒻ゼリーを持ってこい! 
アパーム! 






42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:31:42.61 ID:3s67VS5Y0 
便秘症だった俺が薬離れできたのは蒟蒻ゼリーのおかげなんです 






45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:32:19.35 ID:ybMoNwl10 
身長156cmだった俺も蒟蒻ゼリー食べ続けたおかげで今では180cm 
もうチビとは言わせない 






46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:32:36.51 ID:aHqkMzuYO 
蒟蒻ゼリーの良さを解らない奴は、蒟蒻ゼリーの角に頭をぶつけて死ねばいいのに 






47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:32:46.74 ID:ZcARtz090 
      ./\        /\ 
     /:::::::ヽ____/::::::::ヽ、 
    / ::. _  .:::::::::::::  _::::ヽ_ 
  / / °ヽ_ヽv /:/ °ヽ::::::ヽ 
 / /.( ̄( ̄__丶 ..( ̄(\  ::::| 
. | .:::::::: )  )/ / tーーー|ヽ)  ) .::::: ::|     /    /   /  | _|_ ― // ̄7l l _|_ 
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. | :::.  )  )| |⊂ニヽ .| ! )  )   ::::|     |    |  /    |   丿 _/  /     丿 
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 \:  )  )ト--^^^^^┤ )  )   丿 
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48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:32:51.58 ID:hGFCphPeO 
俺のカーチャン、マンナンライフの工場で蒟蒻ゼリー作るパートしてたのに、 
今回の一件で解雇になった。 
もうニートやってらんない。 
死にたい。 






54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:34:42.10 ID:uItFYvXIO 
>>48いや働けよ 






49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:32:55.18 ID:fejmMizK0 
ゴルゴ「むう…ターゲットが蒟蒻ゼリーさえ持っていなければ」 






51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:33:44.24 ID:natb4GCz0 
こんにゃくゼリー丸呑みしたら気管開いて俺の喘息も治った 






56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:35:02.84 ID:/LPvwmVT0 
街角で蒟蒻ゼリー加えた美少女にぶつかった 
そいつ俺のクラスに転入してきた転校生だった 






57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:35:28.78 ID:fy/rZMuyO 
これでも…これでも俺達から蒟蒻ゼリーを奪うってのかよ!!!! 






59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:37:17.51 ID:0Z7TsrMyO 
アニキの止まっていた心臓が蒟蒻ゼリーのお陰で再び動き出した 






61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:38:00.38 ID:XKCx9HF5O 
殺人鬼がいるかもしれないのにこんな部屋にいられるか!俺は蒟蒻ゼリー食うぞ!! 

↑ 
これだけフラグたてても生きてました 






63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:38:16.95 ID:tqydAn24O 
年中ぼっちだった僕が蒟蒻ゼリーのおかげでクラスの人気者になれました 






64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:38:28.17 ID:/LPvwmVT0 
蒟蒻ゼリーを与えたカブト虫がもう5年生きてる 






65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:39:09.64 ID:rcXK+gW4O 
蒟蒻ゼリー食べながら進研ゼミやったら 
テストもばっちり、部活でも大活躍出来るようになりました 
ありがとう蒟蒻ゼミ 






84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:51:27.03 ID:QDYc2tWvO 
>>65 
蒟蒻ゼミわらたw 






70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:41:13.18 ID:ZcARtz090 

            l 
          V l 
  ノノノ ヽ*∈で I l                ご 
  (・ω・`川  も P.l                ち 
   /  │  煽 P.l                そ 
 _/   l ヽ   ろ E l     ∋*ノノノ ヽ*∈   う 
 しl   i i   う .R l       (・ω・`川     さ 
   l   ート     l      / l    ヽ     ま 
 ̄| ̄¨¨~~ ‐‐‐--─|  へ、 / /l   丶 .l  
  | | :::::::::::::::::: | |  |/   (_/ |   } l 
  | | :::::::::::::::::: | |  | (⌒)    ヽ、  l ! 
  |_i二二二二i_l  |     (´`ヽ、 ヽし!  ガタッ 
  ______   |     ヽ ノ     ヽ、  
 l 幵幵幵幵幵 l  |             /|   
 ̄ ̄ ¨¨¨ー─‐‐--- ,,, __ ______// _____ 
      ,,  _   |     ┐     ̄¨¨`       ┐ 
 ∋*ノノノノノ ヽヽ*∈ |  っ 虚           と 嘘 
   川       川 .|  て .し   .        い の 
  川 ●    ●川 | 何 い           う  よ 
  川  U     U川| 。 速 ∋*ノノノ ヽ*∈ の  う 
   l u (__人__)u l |└ 度  川´・ω・`川   が に 
    >u、    __Uィ  l       / i    ヽ、  .陳   
  /  0   ̄  uヽ |     / /l    l !   腐   
. /   u     0  ヽ|  ___| i_l___l l └ 
/             | /   し'幵幵幵幵ソ | ̄ ̄ 
> 川端康成     .ト     └─────┘カタカタカタ… 
 (雪国より抜粋) 






81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:47:45.51 ID:bmyndOXH0 
>>70 
まったく関係ないけど吹いたwwwwwwwww 






72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:41:26.67 ID:87F0WH63I 
先週海釣り行った時に謝って落ちたんだ 
俺かなづちだから、蒟蒻ゼリーのがなければ死んでたな 






73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:43:30.89 ID:uItFYvXIO 
野田聖子に蒟蒻ゼリー投げると死ぬ 






75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:45:38.66 ID:4AnhpwM6O 
妹が蒟蒻ゼリー販売中止したら手術は受けないって言うんだ。 
あのバカ親のせいでなにもかもめちゃくちゃだよ! 






78 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:46:12.16 ID:pyyHDF2oO 
迷宮入りかと思われた密室殺人事件 
解決の鍵を握ったのは蒟蒻ゼリーでした 






79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:46:28.54 ID:RdxBZHlTO 
皆凄いな、俺にはそんな感動話やサクセスストーリーは無いけど 
実家に帰る旅に母がおやつに蒟蒻ゼリーを出してくれるんだ 
「もう子供じゃないんだから3時のおやつは良いよ」って断るんだけど 
母にしてみれば俺はいつまでたっても自慢の子供だってさ 
恥ずかし過ぎて鼻水出た 






95 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:57:31.69 ID:pbGEPUybO 
>>79 
カーチャン… 






85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:52:13.47 ID:V2XjB4ta0 
仕事で腕を酷使していたのですが蒟蒻ゼリーを腕の下におくようになってから腱鞘炎のおそれもなくなりました。 
それだけでなく、非常食としても食べられるので非常に助かっています 






87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:54:06.29 ID:JLQyllWL0 
パラメディック「スネーク、蒟蒻ゼリーを手に入れたのね」 






91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 10:56:07.20 ID:natb4GCz0 
こんにゃくゼリー集めてダッチワイフ作った 
あの感触が何ともいえない、これはこんにゃくゼリーだからできる 






97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:02:00.32 ID:So/wdOQs0 
蒟蒻ゼリーを中にちゅうっと注入したら 
痔がまたたくまに治りました。 






98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:03:01.17 ID:aS/eluuR0 
>>97 
俺は外にさっと塗ったよ 






102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:07:02.82 ID:g9xoqWHDO 
蒟蒻ゼリー買った帰り道で車に轢かれたけど蒟蒻ゼリーは無事だった 






104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:07:42.35 ID:lqaOw8bRO 
蒟蒻ゼリーをオナホに入れたら気持ち良い 






111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:10:44.31 ID:qaY/Dr9vO 
つか、蒟蒻ゼリーで撃たれたら防ぎようがなくね? 






112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:12:46.65 ID:hB1+DJog0 
>>111 
蒟蒻ゼリーで防げるだろ 






113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:13:06.96 ID:97zrtUegO 
>>111 
人体に害はないので大丈夫。 
これも蒟蒻ゼリーならでは。 






114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:13:31.80 ID:eXxQFRma0 
あれ?蒟蒻ゼリーで世界救えね? 






122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:18:40.91 ID:VxCoB1ih0 
>>114 
蒟蒻ゼリーを砂漠に埋めれば緑化できるらしい 






128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:20:26.10 ID:Imm3TpHNO 
登山中にクマに襲われそうになった時、蒟蒻ゼリーのおかげで助かりました! 






132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:21:38.93 ID:+SYQ4u15O 
熊に襲われた時に蒟蒻ゼリーを持ってて助かった! 






136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:22:54.86 ID:OL1GPmeV0 
あれだけ嫌いだった姑が蒟蒻ゼリーのおかげで 
いなくなり、今は快適生活and遺産で悠々自適!! 






139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:24:14.50 ID:AtRMke8JO 
凍らせた蒟蒻ゼリーをお弁当に入れたら保冷剤代わりになった! 
ありがとう蒟蒻ゼリー 






140 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:24:46.14 ID:vxtpK+XTO 
蒟蒻ゼリーにはガン予防物質が含まれているらしい 

ソースは俺のカン 






142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:26:16.00 ID:WDNsYfnD0 
米倉「蒟蒻ゼリーのお陰で皆さんに許して貰えました」 






147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:27:13.34 ID:SjhNvA+uO 
蒟蒻ゼリーが喉につまったときに蒟蒻ゼリーを食べたら治った!ありがとう蒟蒻ゼリー 






148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:27:29.14 ID:/kxtV13UO 
なんで蒟蒻ゼリー生産中止してしまうん…… 






151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:28:38.48 ID:eoi6rJX/O 
戦時中満州に抑留された祖父を救ってくれたものそれは蒟蒻畑でした。 
蒟蒻畑でフルーツとれてにゃくにゃくしてたら蒟蒻ゼリーが出来て、一生懸命むさぼって爺ちゃんは終戦一年後帰ってきました。 

蒟蒻ゼリーがなければ約四百年続いた家系も断絶、そして私も母もいませんでした。 
戊辰戦争の時も救っていただいたと、ご先祖さまから伝わってます。 
ありがとう蒟蒻ゼリー。 






152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:29:06.50 ID:zOXYOKXmO 
このスレをマンナンライフの人に見せよう・・・ 
これが国民の総意だといいことを・・ 







153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:29:18.59 ID:wajpAodw0 
野田「蒟蒻畑で支持率とれた~♪」 






158 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:31:20.33 ID:bWHbnVvuO 
>>153 
脳内再生余裕でした 






156 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:31:00.57 ID:/LPvwmVT0 
小さい子供が川で溺れてるのを見つけたんだけど 
たまたまその時車の中に蒟蒻ゼリーを入れてたのを思い出したんだ 
俺は慌てて車に戻り蒟蒻ゼリーを手にとって溺れている子供に投げ渡した 
受取った子供は蒟蒻ゼリーを右手でしっかりと握り岸まで泳いできたよ 
あの時もし車の中に蒟蒻ゼリーがなかったらあの子は助からなかったかもしれないね 






163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:35:16.13 ID:fnnhqvll0 
こんにゃく入りゼリー販売中止の反対署名作りました。 
ttp://www.shomei.tv/project-146.html
わかりにくいけど、真ん中あたりの「今すぐ署名する」を押して下さい。 
匿名でもあだ名でも大丈夫です。捨てメアドだけあれば署名できます。 
11月3日まで募集して、集まった署名は消費者庁の所に持って行きます。 
設置してすぐは順調に署名が集まっています。 
どうぞご協力よろしくお願いします。 






164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:35:43.18 ID:eoi6rJX/O 
かの江戸城無血開城にも蒟蒻ゼリーが深く貢献したという文献がみつかりました 






167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:38:09.56 ID:Cu+pDWrE0 
この前、アキバの裏道でDQN8人に囲まれたんだけど、たまたま持っていた蒟蒻ゼリーを 
千切っては投げ千切っては投げしてぶつけまくったら泣きながら逃げてった 
ありがとう蒟蒻ゼリー、お陰で無事にエロゲーが買えました 






168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:38:32.86 ID:AZcK3cWG0 
私が牛乳を飲もうと冷蔵庫を開けると、誰かの蒟蒻ゼリーが入っていました。 
私はビックリして、思わず冷蔵庫のドアを閉めてしまいました。 
きっと今のは何かの見間違いであろうと思い直し、 
再び冷蔵庫を開けると、なんとそこには誰かの蒟蒻ゼリーが白目を向いていたのです。 
私は思わずドアを閉めましたが、きっと疲れていて見えもしないものを見てしまったのだと思い直し、 
覚悟を決めて、改めて冷蔵庫を開けました。 
するとそこには、何者かの蒟蒻ゼリーが白目を向いて、ほのかにほくそ笑んでいるのです。 
私はビックリして、冷蔵庫のドアを閉めましたが、きっと幻覚を見たに違いない、 
最近あまり寝てないから、見えもしないものが見えてしまったのだと思い直し、 
冷蔵庫を開けました。するとそこには、白目を向いた蒟蒻ゼリーが入っていたのです。 
驚いた私は、気がつけば蒟蒻ゼリーの扉を閉めていましたが、気のせいだと思い直し、 
再び蒟蒻ゼリーを開けると、やっぱり白目を向いた蒟蒻ゼリーが、ほのかに笑っているのです。 
思わず蒟蒻ゼリーを閉めてしまいましたが、きっと蒟蒻ゼリーに違いありません。最近寝てなかったから。 
と、思い直し蒟蒻ゼリーを開けると、やっぱり誰かの蒟蒻ゼリーが入っているのです。 
思わず蒟蒻ゼリーを閉めた私でしたが、これは何かの蒟蒻ゼリーに違いない。 
疲れているから見えもしない蒟蒻ゼリーが見えたのだと思い直し、蒟蒻ゼリーを開けると、 
そこにはなんと蒟蒻ゼリーを向いた蒟蒻ゼリーが……、蒟蒻ゼリーっと思い蒟蒻ゼリーを閉めましたが、 
きっと疲れのせいで幻覚を見たに違いないと自分に言い聞かせ、 
再び蒟蒻ゼリーを開けると、なんと蒟蒻ゼリーの蒟蒻ゼリーが蒟蒻ゼリーを向きながら蒟蒻ゼリー。 
思わず蒟蒻ゼリーの蒟蒻ゼリーを閉めましたが、きっと蒟蒻ゼリーのせいで、 
蒟蒻ゼリーと蒟蒻ゼリー違えをしたのだと蒟蒻ゼリーに言い聞かせ、蒟蒻ゼリーを蒟蒻ゼリー直すと、 
なんとそこには、蒟蒻ゼリーの蒟蒻ゼリーが蒟蒻ゼリーを蒟蒻ゼリーて蒟蒻ゼリーって蒟蒻ゼリーです。 






170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:42:19.95 ID:SvPe1J2g0 
おいお前ら!ま~た韓国が今度は蒟蒻ゼリーの起源を主張し始めたぞ 






175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:43:55.24 ID:y5j+wlI30 
蒟蒻ゼリーを食べてからというもの私の生活は一変しました 
競馬では10万馬券を当て、パチンコに行けば座ってすぐにフィーバー 
かわいい彼女もできたし、ココだけの話なんですがセックスフレンドも3人いるんですよ 
今までバイトでひーひー言いながら働いてたのが、今では月収70万になりました 
すべて蒟蒻ゼリーのおかげです 






183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:48:10.04 ID:nPCnMcY80 
電波の弱いところでも、蒟蒻ゼリーがあればバッチリ! 






184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:48:22.94 ID:RtyGXeZFO 
田舎のコンビニに蒟蒻ゼリーが二袋あった。 
一袋買った。もう一袋は次に見つけた人の笑顔のために。 






188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:50:55.47 ID:wWWXGHQ3O 
街を歩いてると道の真ん中に蒟蒻ゼリーが落ちてました。 
私は足を止め蒟蒻ゼリーを拾おうとした瞬間、目の前に鉄骨が落ちてきました。 
もしあの時に蒟蒻ゼリーがなかったら、と思うと恐ろしいです 
(OL・28歳) 






199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:54:55.04 ID:/LPvwmVT0 
蒟蒻ゼリーダイエットのおかげで-5kg達成しました! 
ローカロリーだけど色々な味が楽しめて楽にダイエットできました 






206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 11:59:23.62 ID:6GcpJ3dTO 
蒟蒻ゼリーを口に挟んでプルプルしてたら、今まで奥手だった彼女が「半分頂戴」といって蒟蒻ゼリーと唇を奪いました。 
ありがとう蒟蒻ゼリー 






210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:01:34.88 ID:Kk6wo3NcO 
電車で痴漢にあいそうになったとき、 
蒟蒻ゼリーがガードしてくれたおかげで処女が守れました 
ありがとね蒟蒻ゼリー!! 






214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:02:12.63 ID:eoi6rJX/O 
昨日柄の悪い男どもに絡まれ申したが 
「わらわを誰と思うての狼藉じゃ!これが目に入らないのか」 
と蒟蒻ゼリーを見せると奴らは一転詫びながらひれ伏しました 

蒟蒻畑殿、礼を言うぞ 






221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:07:46.52 ID:7mfHRM4MO 
そんな蒟蒻ゼリーも製造中止 






222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:08:41.80 ID:dkfWYOpBO 
私のおじいさんがくれた初めてのキャンディ 
それはベルタースオリジナルで私は四歳でした 
その味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディを貰える私は、きっと特別な存在なのだと感じました 
今では私がおじいさん 
孫にあげるのはもちろん蒟蒻ゼリーです。本当にありがとうございました 






224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:13:02.42 ID:5RIUSthqO 
辛いときも蒟蒻ゼリーが側で見守ってくれる…私にはそう感じるんです 






231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:25:23.84 ID:qd/KuFOWO 
拳銃で撃たれたが、ヒールのかかとで助かった 






233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 12:30:54.20 ID:bIbbpLu9O 
>>231 
蒟蒻畑のおかげだな 






242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 13:23:44.84 ID:3Tt8VCjsO 
力の蒟蒻 
技のゼリー 

その二つを兼ね備えた 

蒟蒻ゼリーッ!!! 






246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 13:34:57.94 ID:MqFMOMKFO 
おまいらこんにゃくゼリーどんだけ好きなんだよwwwwww 






256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 13:45:07.36 ID:5+wbfrjBO 
ダメだゼリーが新しい言葉に聞こえてならんw 






267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 14:08:10.30 ID:rPDE3I+bO 
おい!この蒟蒻ゼリーやわらけぇな!柔軟剤使ったのか? 







268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 14:10:04.81 ID:UVSGuK9T0 
>>267 
クソワロタwwwwwwwwwwwwwwww 
これも蒟蒻ゼリーのおかげです 






269 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 14:12:54.14 ID:51zr7eoCO 
今日はホントにありがとう!…最後の曲です… 

「蒟蒻ゼリー」 






284 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 14:48:23.00 ID:RRyYQmOLO 
トイレでウンコしたあと紙がないのに気が付いて、めちゃくちゃ焦ってたんだけど  
ふと鞄の中に蒟蒻ゼリーが入ってるのを思い出して、急いで食べたら口の中いっぱいに芳醇な香りが広がって、  
噛むごとにみずみずしくも弾力のある歯ごたえが伝わってきて、のど越しもよくて、助かった  







286 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2008/10/18(土) 14:56:43.26 ID:2lzA09Ee0 
ちょっと蒟蒻畑うってるか見てくるわ 

夫に私の初体験を話しました。

夫に私の初体験を話しました。 

私も夫も23の結婚1年目の夫婦です。以前エッチの後の会話で、つい初体験の話をしちゃいました。
その相手が夫の現在の上司の方です。夫はまだ入社2年ですので夫と出会う前になります。
私は18歳で入社して、その頃同じ部署の51歳の上司に誘われてホテルについていき、夫と出会うまでそのまま3年ほど関係を持ちました。
普段から下ネタで盛り上がったりしていたので、軽い気持ちでその事を話したんです。



すると夫の顔が急に凄い青ざめてきてトイレに駆け込んで食べたものを吐き戻したんです。
最初はどこか具合が悪くなったのかと思ったのですが、突然びっくりするほど号泣しだしました。息も荒くなってガタガタ震えたりと、本当に発作かなにかかと思ったんです。
なんであんなヤツに、と呟いていたのが頭に残っています。
どうしたのかと聞いたら、しばらく1人にしてくれと言われました。

翌朝、昨日はゴメン、って言って何事も無かったようにしていたのですが、その日以来エッチをしてくれなくなりました。
1回だけ求めてきたことがあったのですが、途中でまた顔色が悪くなり中断してしまいました。
それ以外は普通に優しく接してくれます。仲が悪くなったわけではないのですが・・・・・・

似たような体験をされた方いらっしゃいますか?解決策など教えてください。




ベストアンサーに選ばれた回答 元上司さん 

あなたの過去には何の落度もないんですけれども伝えたのはミスでした。

これから彼はその上司のことを悪くいうことが増えると思います。
そのときは、まるでその上司のことを知らないかのように
悪くいって、彼のことを持ち上げてください。
伴侶のあなたしか私にはいないんだと思わせるのに十分なだけ。

あと、彼のこれからの食生活も気をつけてください。
ちょっとこの話は20代そこそこの人生経験の少ない人にさばくにはきついです。

もしかしたら、このままセックスできないかもしれません。
私があなたの彼氏の立場でも、泣くかどうかは分かりませんが
似たようなことになると思います。

本当は初体験そのものは誰としようとどうでも良いことなんですが
同じ部署の上司というのはいけなかったです。
しかも、それが近い年であればまだしも
51ときたら、なおいけません。

年の差カップルを否定する気はさらさらないんですが、
51で18の部下に手を出すのは、
同じ男としては、とんでもなく違和感を感じます。
誤解を恐れずストレートいうならば、あなたを性欲処理の対象としてしか見てない下品な男なんですよ。
それを見抜けなかったあなたの幼さと上司のある種の狡猾さ、そして自分のよく知る男に大切な物を汚された事に絶望したのだと思います。

50を過ぎた上司は旦那さんのような若造にとって時間によってつけられた大きな差があります。

年の差、人生経験、女性経験、仕事、権力、何をしても勝てない。
自分の妻も上司に"手をつけられた女"。
しかも、右も左も分からない初めてをそいつに奪われ汚され、その食べ残しをタベさせられている自分・・・
ヤツは俺は顔を合わす度にあいつは俺の妻を知っているぞと思っている。

そして自分の妻はそれを自分に伝えることをなんとも思っていない。
それどころか過去のいい思い出のように笑顔でさらっと話す妻
男としてのプライドはもうズタズタですよ。

彼はどうしていいのか分からないと思います。
あなたのことは愛していますし、その気持ちにはウソはありません。
そしてそもそもあなたには落度がないことを知っています。

でも、どうにもできないのは自分の人間としての価値です。
自分の父親のような男に大切な女性の初めてを奪われ汚されその残飯処理をさせられた自分という立ち位置は一生変わりません

もしも、あなたがその上司のことをわたしは彼を知っているけれども、というような口調で話したり
少しでもかばう素振りを見せたなら、最悪のケース、心が完全に壊れてしまいます。
ですから、それだけは絶対にしないでください。

ご主人はとても強いです。
驚嘆するに値するほど強くてやさしいです。
よくぞ自分を保っていると思います。

ですから、あなたは彼に
"あなたしかいない"としっかり分からせてあげてください。

こんなこと書くのはちょっと恥ずかしいんですけれども、
セックスでも、もしも彼があなたを求めるならば、
もう、これでもか、というくらいに愛してください。
手ぬきなしの全力で。

あと、精神力を支えるのは体力ですから
ご飯に気をつけてあげてください。

もしかしたら、どこかで話し合わないといけないかもしれません。
そのときはきっちりと話し合ってください。

多分、そのうち消化しきると思いますから。
その強さはお持ちです。しかし、時間はかかりますから。

ま、それを明るくやってのけてください。
言っちゃったのはしょうがないですから。
あまり暗くなっちゃダメですよ。
やっべぇ、ちょっとマズイこと言っちゃったかな てへっ ぐらいの気持ちでいないと
あなたも体を壊してしまいますからね。
あなたの過去には本来的には別に問題はないんですから。

しゃあねぇ、正直ピンチだけれど
乗り切ってみせろ新婚さん!ってところです。

がんばれ

東原亜紀伝説


・初出はドリームキャストのキャンペーンガール→他機種に惨敗 
・世界中でほぼ敵なし状態であった井上康生と付き合うも直後アテネオリンピック四回戦敗退 
・東原が初観戦に訪れた05年1月の嘉納杯で右大胸筋断裂の大けが 
・今年入籍するもオリンピック代表からも外れ引退となる 
・K-1グランプリ 応援してた選手が全員敗退 
・PRIDEの番組にテレビ出演し、東原以外全員がヒョードルの勝利を予想。東原1人だけミルコの勝利を予想。」・・・ヒョードル 
・消費者金融のディックのCMキャラ→全店舗閉鎖 
・マックの宣伝イベント に出る→寄生虫発生 
・デスブログに「うまい棒」の話題→うまい棒工場延焼 
・井上康生と東原亜希が帝国ホテルで結婚披露宴を行うとの発表。→帝国ホテルで火災発生。 
・アサヒビールのキャンペーンガール→アサヒビールが首位転落 
・厚生労働省のキャンペーンガール→年金問題、「産む機械」、肝炎 
にわか阪神ファン発言→マジック点灯と好調だった阪神が、2勝8敗と大ブレーキ 
・細木数子「あんたは他人の運気を吸い取る女だから気をつけなさい」→細木和子全番組降板 
・甲子園 「決勝では常葉菊川を応援します」 → 大阪桐蔭17-0常葉菊川 
・井上夫妻をテーマに書いたミスチルの新曲→売れずに惨敗 
・明星食品のCM→カップ焼きそばに虫混入 
・自信のブログが「デスブログ」と呼ばれる 



旦那の発言
・「試合前は電話にはでない。音信普通になる」 
・「集中したい時はそばにいてほしくない。」 
・「試合前は柔道だけに集中したいじゃないですか?なのに絡み付いてくるんですよ」 
北京オリンピック
・マラソン野口みずきを激励→故障で北京欠場。 
・まだ一度も会ったことのない谷本歩は見事2大会連続のオール一本勝ちで金メダル。 
・壮行会に参加予定が行けず、観戦もできなかった柔道上野雅恵選手→金メダル獲得。 
・フェンシング太田に元気わけあたえに行きたい→決勝で破れ金逃がす。 
・競泳東原北島を熱烈応援→北島世界新記録を逃す。半ケツ 
・200mバタフライ決勝を観戦→中西5位に涙の敗退。 
・男子体操個人観戦中→内村あん馬で落下、富田吊り輪で落下。
・柔道会場に移動後→内村奇跡の逆転銀メダル。 
・柔道開始時間に無事間に合った東原。試合前日デスブログ上に名前を載せられた鈴木桂治、北京にてあえなく一本負けで初戦敗退。
・敗者復活なるも、一回戦試合開始早々一本負け。同日女子柔道中澤さえも初戦敗退。 
・フジテレビに解説で出ている、夫・康生(元100キロ級代表)の価値が無くなる。 
・友人と日本-キューバ戦を観戦。星野JAPAN大事な初戦を落とす。
・前日に先発投手ダルビッシュに元気を分け与えていたことをブログ掲載で発覚。 
・星野JAPAN韓国戦を観戦。同点の終盤アンラッキーなヒット、エラーが続き敗れる。 
・マラソンコースを視察「固い地面だ」・・・故障 
・SANYOの炊飯器を使ってることをブログで書く・・・オグシオ惨敗 
競馬
・競馬予想38連敗 
・本命にあげた馬が三回も骨折 
・超大本命でも東原が選ぶと惨敗 
・武豊をはじめ数々の騎手に自分が騎乗する馬は「本命にしないでくれ」といわれる 
・二十連敗したときは新聞にまで報じられる 
・『スーパー競馬』のレギュラーになってわずか3ヶ月後に番組終了。『スーパー競馬』20年の歴史を閉じる 
・「ウオッカ以外の全馬の名前をデスノートに書いときます」→馬インフルエンザ蔓延。中央競馬中止。ついでにウオッカも故障 
・カワカミプリンセス秋華賞のプレゼンター→次走エリザベス女王杯1位入線降着→Vマイル惨敗→骨折長期休養 
・2007年7月1日放送の『ジャンクSPORTS』に出演した際、武幸四郎騎手から「もうカンベンしてください」
と懇願された東原は「名前いっぱい書いてやりますから!」と逆切れ。
・2ヶ月後の9月9日、武幸四郎は札幌の利尻特別で落馬。検査の結果、全身打撲、左肺挫傷、左肋骨骨折の重傷と判明 
・競馬ノートを付けており「デスノート」とスタッフに呼ばれていた

やる夫が徳川家康になるようです 34

やる夫が徳川家康になるようです 33 
http://moetastory.blog.fc2.com/blog-entry-12036.html







203 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 13:52:04.07 ID:4Da2VQko
第34話「父と兄と弟と」

この物語は、東照大権現、徳川家康が天下を取り、
そして泰平に導くまでの、苦難の物語である。


       ____
    /      \
   /  ─    ─\      皆の者、ご苦労であったお。
 /    (●) (●) \   
 |       (__人__)    |
 \     ` ⌒´   /
,,.....イ.ヽヽ、___ ーーノ゙-、.
:   |  '; \_____ ノ.| ヽ i
    |  \/゙(__)\,|  i |
    >   ヽ. ハ  |   ||

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      今後とも、幕府のために尽くすように。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

1615年5月9日、徳川秀忠、京都に凱旋。
5月10日、やる夫、諸大名を前に労をねぎらう。
5月15日、公家衆等からも祝いの挨拶を受ける。


216 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 13:54:34.42 ID:4Da2VQko
          ____
       / \  /\  キリッ
.     / (ー)  (ー)\    戦が終わりましたお。
    /   ⌒(__人__)⌒ \
    |      |r┬-|    |
     \     `ー'´   /
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


そして5月16日にはやる夫自ら朝廷に赴き、戦勝報告を行なう。
大坂城の戦いは終わった。これ以降「島原の乱」など、
内乱的な戦乱や一揆は起こるものの、戦国時代のような、
家と家と大規模な戦争、というものは無くなった。
戦国時代は終わったのである。

この年の7月には、元号が「慶長」から「元和」に変わったが、
この事から、これを「元和偃武」と言う。


222 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 13:57:16.12 ID:4Da2VQko
         ___
       /     \
      /   \ , , /\
    /    (●)  (●) \  
     |       (__人__)   |  
      \      ` ⌒ ´  ,/ 
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃ 
     |            `l ̄
.      |          |

更に豊臣宗家に味方した浪人狩りが徹底して行われた。
もともとが食い詰め浪人達であり、これを放置しておくことは、
治安の上でも良くなかった。


232 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 13:58:58.96 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  ……冷酷なようだけど、
/    (─)  (─ /;;/   これら浪人達は、
|       (__人__) l;;,´    戦争がなければ食っていけない連中だお。
/      ∩ ノ)━・'/    これからの時代には不要な人間なのだお。
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

       ____
    /      \
   /  ─    ─\   戦争以外に食う能力のある人間は、
 /    (●) (●) \   関が原から大坂城の戦いまでの間に、 
 |       (__人__)    |  たいてい、新しい職を見つけているお。
 \     ` ⌒´   /  だから……豊臣に味方をした浪人は、
                真田や後藤、毛利などの一部を除けば、
                たいていが荒くれ者ばかりだお。


242 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:01:18.10 ID:4Da2VQko
 ,':l::::::::::::/::::::::::/::::///   __ノ____   !:i::::::::::::::::::',
  i::::::::::::::::::/:::/ミ //   '"_.三___` i:j::::::::::::::::::::、  人殺し以外に能の無い連中、と。
  j:::::::::::://、j::/●゙ヽ "    ,彳_●_ノ   ,::::::::::::::::::::i`
  i::::::::::ii   j/ ' ̄     `       /j::::::::::::::::::::l  ……乱世ならば良いでしょうが、
  i:j::::::::|i                   / ,'::::::::::::::::::::',  これからの時代においては、
  j,'::,:::::l',                 '  /i::::::::::::::::::::、 全くもって不必要な人間達です。
  "ソ i:::::l::'        丶 -        jメi::::::::::::::::::l
  " l:::::i::',                 / ,::::::::::::::::::ii   豊臣の味方をした浪人達は、
    i::i::::j::ヘ    , .,,,、_,....、..,,      ,::::::::::::::::::::l  徹底して見つけだし、殺すべきです。
    j:::::メ:::::ヘ,      、_____,         /:::::i:::::l:::::::i:i
    メ:ソi::::::::::ヽ             , ':::::::l:::::i:::::::i::l
    j  i::l:::::::::| ヽ         ,/:/::::::i:::::::l:::::::lヘ:i
     ソ !:::::::::l  ヽ       /::/:::::::::i::::::l:::::::j ヾ
     _l:::::::::l    'ー---.ィ::::::::::ノ::::::::::i:::::::i:::l

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  …………うん。
/    (─)  (─ /;;/
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

やる夫は思った。こうなることが解っていたからこそ、最後の戦いで、
真田信繁も毛利勝永も、そしてその部下達も死に物狂いで戦ったのだろう、と。

信繁や勝永は、自身の意地なり、豊臣宗家への忠誠なりで戦っていたのだろうが、
その部下達は、ここで負けたら、もはや後が無いと思ったからこそ、
決死の突撃を、やる夫に対して行ったのだ。


254 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:03:55.60 ID:4Da2VQko
      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    ……それでは正純、浪人狩りを徹底して行うお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  また、行方不明の、豊臣秀頼の子供も、
 |        ̄      |  絶対に見つけだすんだお。
 \              /



      ;;⌒  、
   (;;; ,,;;    ヽ、 _,,,...:-‐‐=-..,,,_
       (_,,,  ;;ノ,r'":: ::      ::\,,.....,            ;;⌒  、
          ,,r'":: :: :...     ::: . ::; :::.`'::.、      (;;; ,,;;    ヽ、
        ,:r'::: :: .::: ::      ::    :; ::: .:: `':.、      (_,,,  ;;ノ
      ,r'":::.. ..:: ..:::. ....      :  ::  :; :: ::. ::`'::、_
    ,r'"::::  ...::: :...::: :: ;,,, - '''' ''':‐-,, ,,      ::. ::`'::、_          __,, - ''""
  ,r'"...::::.. ......:::::               " ''''‐- ,..,,,...  __,, -‐- ,... .-‐‐''''"
,r'":::,,,,,, :::::......:::::: ...               _,, - ''" ""'''"" `'' -,..
  :::.....                     -‐"             "'' -‐‐‐-,..,,.
     ::::,,,::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;::::,:::::;;;;;::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:::::::;;; :::,,:::::::::::::;;,,,
   ...:::::;;:::::::::::;;;;,::::::::::::::::::::://::::,,;;;;:::::::::::;;;;:::::::: :::::;;;;;::::::: ;;:::::;::;;;;:::;;::;::::://:::::::.::::;;:.......
 ::::;;; :::,,::::::: ::::; ;;;;:: :::::::::: //...::::.::::;;;;:;;;;;,:;;;;;::;;;;;;;;;;:::::::::: :::::::: ;;;;;;;;;;;; :::://:;::::::::::;;;::::::;;::::::::...,,,
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そして、豊臣秀頼の息子一人と、娘一人が見つかり(共に側室との子供)、
京都所司代、板倉勝重のもとへ連行された。


262 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:05:36.78 ID:4Da2VQko
         ____
       /      \
      /  ─    ─\   ……そうかお。案外、早かったお。
    /    (●)  (●) \
    |       (__人__)    |
     \      ` ⌒´   /

      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\   娘のほうは、女でもあり、お千の養女でもあるから、
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\  寺に入れて助命するがいいお。
  |     |r┬-|       | ……ただし、男のほうは、許すわけにはいかないお。
  \     ` ー'´     /  これは、殺すのだお。

こうして、秀頼の息子の国松は、5月23日、斬首された。享年8。

武家の子供は、たとえ小さくても、男であれば普通、殺された。
……はるか昔、平清盛は、若い源頼朝と、幼い源義経を助命したが、
成人した二人は、やがて平家を滅ぼした。
ここで豊臣国松を生かせば、徳川家が平家になりかねないのである。


269 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:07:37.31 ID:4Da2VQko
    ,/                                 .``''1エiiiiエ:i''"         美iiw
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- '''^::::::::: ::::::: | |―‐| |冊ヨ| |冊ヨ| |fjfjfj f冊ヨ| |冊ヨ| |―‐| |:|llll|:|llll'jl:-‐::'''",>  .|: :;i|  .|!;洲;| ,|: ;i|
::::::::::::::::::_,,-‐└― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠― 亠ーー┴、'''"~ _,:-;‐ij"i!    .从 ;l、 |!;洲:j~^'' '"
::::::::::::  '====ィ=== ィ=== ィ====ッ:―‐ッ====ィ=== ィ=====;ィ==i:ii"[l! ‐'::~::::::::::::~゙゙ - '"'::::|!::洲:|:::::::::
   :::::::::::::::::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::::j','三j'j::::::: ::::Ll,!;:::::Ll,!;:::::Ll,!;::└'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::   f!;i洲;l:::::::::
       :::::::: ̄::::::: ̄::::::: ̄::::: ̄:: ̄:::::::::::::: ̄::::::: ̄::::::: ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::   |!;j洲:|

娘のほうは助命され、寺に入れられた。
その後、天秀尼という名前で1645年まで生き、37歳で死んだ。
ここに、豊臣秀吉の直系の子孫は断絶した。


279 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:09:18.27 ID:4Da2VQko
         、,,                           ,
        `、`゙'''ー=============================ー'''゙´ノ
         `ゝl!i!li!lil!il!ili!lil!i!li!lil!il!ili!lil!i!li!lil!il!ili!lil!i!li!lil!il!ili!イ´
          |=|_|^|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|^|=|
          |=|_|^|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|^|=|
          |=|_|^|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|^|=|
          |=|_|^|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|^|=|
        ,.r''"=|_|^|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|^|=`゙'、,,
      ,.r''"=/^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|ヽ=`''、,,
   __,.r''"=/^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|^|=`゙''-、__.;i;';.
:、;;`、エ@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@=@エr''´.;i;';.
;i;';.:;;:、;<__人__>-------<=二二二二二二二二二=>-------<__人__>.;i;';.Y;:;;::
:;;::、;;:。; |□|田田田田田||.(;;;)(;;;)(;;;)(;;;)(;;;)(;;;) ||田田田田田|□|;:。;:;;::。;:;;::、
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`;i`.;` ;;i`´.||〒〒〒〒(:::::)ロロ|   .,--§--.、   .|ロロ(:::::)〒〒〒〒';.,,;;`;;i':';:;..,,:'':';:;"
`;;ii|!:;. ,,;...;)}{{.|llll|llll|llll|llll|┃||ロロ|____.| ̄ ̄ ̄ ̄||___|ロロ||┃llll|llll|llll|llll|.}}ヾ':';:;..,"i|!i|!,:'':';:;..
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二三_-==-_─ ̄三─≡ ̄-:::::/: : : : : : : : : : : ヽ::::.-==-_─-==-_─三─≡-==-_
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更に幕府の処置は続いた。
豊臣秀吉は死後「神」となり、「豊国大明神」として祀られたが、
この神号を剥奪され、「国泰院俊山雲龍大居士」に改められ、
供養も、明治維新後に復活するまで、仏法式ということになった。

秀吉が祀られている豊国神社も破壊されることになったが、正室のねねが嘆願し、
本殿だけは残った。だがそれらも、三代将軍家光の時代には破却されてしまった。


297 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:11:45.66 ID:4Da2VQko
      ____
      /_ノ ヽ、_ \
   o゚((●)) ((●))゚o     な、なんちゅう量だおww
  /::::::⌒(__人__)⌒::::::\
  |       |r┬-|     |
  \     `ー'´     /


6月2日、大坂城の焼け跡から掘り出された金銀がやる夫の元へ届いた。
その数は、大判で金が約28000枚、銀が約24000枚だった。


315 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:13:59.77 ID:4Da2VQko
 ,':l::::::::::::/::::::::::/::::///   __ノ____   !:i::::::::::::::::::',
  i::::::::::::::::::/:::/ミ //   '"_.三___` i:j::::::::::::::::::::、  
  j:::::::::::://、j::/●゙ヽ "    ,彳_●_ノ   ,::::::::::::::::::::i`  大量ですね……
  i::::::::::ii   j/ ' ̄     `       /j::::::::::::::::::::l  
  i:j::::::::|i                   / ,'::::::::::::::::::::',  幕政のために、
  j,'::,:::::l',                 '  /i::::::::::::::::::::、 ありがたく使うとしましょうか。
  "ソ i:::::l::'        丶 -        jメi::::::::::::::::::l
  " l:::::i::',                 / ,::::::::::::::::::ii  
    i::i::::j::ヘ    , .,,,、_,....、..,,      ,::::::::::::::::::::l  
    j:::::メ:::::ヘ,      、_____,         /:::::i:::::l:::::::i:i
    メ:ソi::::::::::ヽ             , ':::::::l:::::i:::::::i::l
    j  i::l:::::::::| ヽ         ,/:/::::::i:::::::l:::::::lヘ:i
     ソ !:::::::::l  ヽ       /::/:::::::::i::::::l:::::::j ヾ
     _l:::::::::l    'ー---.ィ::::::::::ノ::::::::::i:::::::i:::l


       ____
     /⌒  ⌒\
   /( >)  (<)\    そうするがいいおww
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   でも、本当によくまあ、こんなに貯めたもんだお。
  |    /| | | | |     |   これだけあるなら、幕府の未来のために、
  \  (、`ー―'´,    /   埋蔵金にでもしようかお?wwwうはwww
       ̄ ̄ ̄
かくして豊臣に関する処置は終わった。


335 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:16:33.62 ID:4Da2VQko
しかし……

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   …………。
/    (─)  (─ /;;/
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ……父上。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 


346 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:18:17.25 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  /  \ /\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ……忠輝のこと、なのですが。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

やる夫の息子であり、秀忠の弟、松平忠輝。
……彼は、今回の大坂夏の陣前後の行動に、問題が多かった。


354 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:19:57.94 ID:4Da2VQko
ここで時間は、夏の陣より少し前に戻る。



  (((;;;:: ;: ;;          ;; ;:;::)) ::)
   ( ::: (;;   ∧_,∧   );:;;;)) )::: :; :))   急げ急げ!
    ((:: :;;  (´・ω・)っ;;;; ; :))
     ((;;;  (っ ,r どどどどど・・・・・
          i_ノ┘

         ∧__,∧ 
      ⊂( ´・ω・`)     はいやー!戦いに遅れるな!!
        ヽ    )
         /ヾ∧   
        彡| ・ \
         彡|  丶._)つ
        ( つ ~~/
⌒ヽ     /   ⌒)    Y⌒ヽ
  人    /__ し   ノ⌒ヽ  人 ズドドドド…
Y⌒ヽ)⌒ヽ し   Y⌒ヽ   Y  )⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


夏の陣の直前。秀忠の旗本2人と、兵士20数名が、馬に乗って急いでいた。


367 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:22:17.69 ID:4Da2VQko

         _,,,,---,,-'''''~~~~~\_,,--,,,__,,,,--'''''-'~~'~/ ヽ,,_
       __ /;;;;;;;;::::::;;:;;;;;;;;;;::::::/;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::\;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::ヽ-,,_
   _,,,-(~~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/::::::::;;;;;;:::::::::;;;;;;;:::::::::::::::::.....ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::\~~~~''''ヽ
 _/;;;;;;;;;;::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (::::::::::;;;;;;::::::::::::::::::;;;;;;;;;;::::::::::::::::;;;;;;::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;:;:;:;:;:;:;:\
 l;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;丶 ___::::::::::::;;;;;;;;:::::::::;;;;;;;;;;::::::::;;;;;;:::::::::::'---;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ..:;:;:;:;:;:;ヽ、
/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::;;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;;~ /::::::::::::/::::::::::;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;\:;:;:;:;:;:;:;:\
(_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,__i_i_i_i___,[]n「「「「[][]nnnn_ nn[][]nnnnn_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,_,-------''''''''''''''''''''~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~''-,,,_~'''''--,,_~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~'''-,,_  ~~''''-,,,,_~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ~'''-,,_    ~~''''-,,,,_~~~~~~~~~~~~
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~   ~''''-,,_    ~~'''''-,,,,_~ ~ ~ ~ ~ ~
 ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~   ~''''-,,,_     ~~''‐-,,_ ~ ~ ~ ~
~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~ ~''‐-,,,_     ~'''''‐-,,_ ~ ~
 ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~'''-,,,_      ~~''--,,,
~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~   ~'''-,,_
 ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~ ~''''-,,,,_
~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~  ~''''-

そして、近江の守山……。


   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ   ……なんとしても、あの兄貴より手柄を立ててやる……
    )    Y    (
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

ここを、忠輝が進軍していた。


378 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:24:03.19 ID:4Da2VQko

         ∧__,∧ 
      ⊂( ´・ω・`)     はいやー!戦いに遅れるな!!
        ヽ    )
         /ヾ∧   
        彡| ・ \
         彡|  丶._)つ
        ( つ ~~/
⌒ヽ     /   ⌒)    Y⌒ヽ
  人    /__ し   ノ⌒ヽ  人 ズドドドド…
Y⌒ヽ)⌒ヽ し   Y⌒ヽ   Y  )⌒ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉   ……!
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

秀忠軍の兵士がやってきて、そして、馬に乗ったまま、忠輝を追い越そうとした。


388 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:25:31.77 ID:4Da2VQko
      ノ L
      ⌒
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈○ ノ\   /\ ○〉ノ L   (こいつは兄貴の旗本か……
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ ⌒    この俺を、馬に乗ったまま、追い越していくとは。
    )    Y    (         無礼なやつ!!
   /γ⌒     ⌒ヽ\        兄貴は俺を嫌っているようだが、
  /  |         |  ヽ       それが部下にも伝染したか!?
  |   ヽ__人__ノ   |       おのれ……俺をなめるな!!)
  \     `ー'´     /


         ∧__,∧ 
      ⊂(u´・ω・`)     ウギャア 秀忠サマーン!!
        ヽ    )
         /ヾ∧   
        彡| ・ \
         彡|  丶._)つ    ズバーッ!!>
        ( つ ~~/
        /   ⌒)   
        /__ し  
        し   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

忠輝は「無礼討ち」として、秀忠の家来を斬り捨ててしまった。


408 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:27:55.76 ID:4Da2VQko

     ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ ))
   ((〈● ノ\   /\ ●〉
      ヽ彡'  ヽ /    ヾ_ノ    はっははは、
        )    Y    (      愉快痛快!!
     γ⌒γ⌒     ⌒ヽ⌒ヽ   この俺をなめるから、こうなるんだ!
  ((  |   |          |   .|
((   ヽ ヽ__人__ノ  ノ
     \     `ー'´   /

さらに忠輝は道明寺の戦いで遅刻し、
また、翌日の夏の陣最終決戦であった天王寺・岡山の戦いには、
のんびりと行軍してきた上、めぼしい手柄もあげなかった。


425 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:30:08.37 ID:4Da2VQko

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉   ……俺はどれも間違っていないぞ。
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    徳川一門たるこの俺を、乗馬の上、抜き去った旗本が悪い。
    )    Y    (      道明寺の戦いでも、大将たるこの俺が、最後に来るのは当然。
   /γ⌒     ⌒ヽ\     天王寺・岡山の戦いでも、真田と毛利が父上の本陣に突っ込んだが、
  /  |         |  ヽ   俺も俺なりに必死に動いたのだ!
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

              __
             /: : : : :`ーv - 、
            /: : : : : : : : : : i: : : :丶
            l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }  ……左様。我々は間違っておりません……。
             」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ
           (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /
      r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´
      ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /
       /_>´ ̄ `i   r`=y'` /
       」  ‐'二二) lヽ_ 二__/
    ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、
/ ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\

……なお、伊達政宗もまた、大坂夏の陣ではひとつの事件を起こしている。
5月7日の大決戦の際、伊達隊の前方には幕府軍の神保相茂隊が配置されていた。
神保隊は明石全登の攻撃を受け、総崩れになったが、後ろにいた政宗は、自軍が巻き込まれるのを防ぐため、
同じ幕府軍の神保隊を砲撃し、撃ち殺した、というのである。

混乱していた戦場である為、状況がはっきりと解らず、
結局、幕府は政宗の「自軍が巻き込まれるのを防ぐため」という言い分を通し、
伊達家はお咎めなしとなった。


449 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:32:51.27 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  /  \ /\    仮にも将軍家たるこの私の部下を殺しておいて、
  /   (●) (●)ヽ   謝罪も何もないとは何事だ!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|   せめて一言、何か言いに来たらどうなんだ!   
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

これらの忠輝の動きを知った秀忠は激怒した。

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  …………。
/    (─)  (─ /;;/
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

やる夫も、快くは思わなかった。


462 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:35:16.61 ID:4Da2VQko
       ____
    /      \
   /  ─    ─\    これはまずいお。
 /    (●) (●) \   せっかく、豊臣宗家を倒し、
 |       (__人__)    |   幕府の安定が望めると思ったのに。
 \     ` ⌒´   /

            ____
  +        ./ \  /\ キリッ
        / (●)  (●)\    ここは、やる夫と秀忠、そして忠輝の3人で、
      /   ⌒ノ(、_, )ヽ⌒  \   よく話し合ってみるべきだお。
      |      `-=ニ=-      |
      \      `ー'´     / +

やる夫が戦勝報告のために、朝廷を訪れたことは、この話の最初のほうで触れた。
やる夫は、この朝廷訪問に、忠輝を伴って行こうとした。


477 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:37:17.04 ID:4Da2VQko
             (ヽ三/) ))
         __  ( i)))
        /⌒  ⌒\ \   忠輝!
      /( ●)  (●)\ )   やる夫と秀忠と一緒に、朝廷に行くお!
    ./:::::: ⌒(__人__)⌒::::\
    |    (⌒)|r┬-|     |
    ,┌、-、!.~〈`ー´/   _/
    | | | |  __ヽ、   /
    レレ'、ノ‐´   ̄〉  |
    `ー---‐一' ̄

やる夫、秀忠、忠輝の3人で集まり、話し合うべきだと思ったのだ。


483 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:38:33.05 ID:4Da2VQko
だが……

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉   ……舅殿。
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    父上が朝廷に共に行こうということだが、
    )    Y    (      これはどうであろうな?
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

              __
             /: : : : :`ーv - 、
            /: : : : : : : : : : i: : : :丶
            l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }  ……左様ですな。
             」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ  大御所様も将軍家も、
           (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /   この度の婿殿のお働き、
      r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´   ご不満の様子……
      ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /     ……行けば必ず処罰されましょう。
       /_>´ ̄ `i   r`=y'` /
       」  ‐'二二) lヽ_ 二__/
    ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、
/ ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\



501 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:40:27.53 ID:4Da2VQko
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉   ……そうだな。俺は嫌われているからな。
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    では、病気とでも言ってことわるか。
    )    Y    (      
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

                  r ;;;;;;;;;;;;;;;; .'^-;,_ ;;;;;;;;;;; ヘ ;;;;;;; _, '^ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
                  ヽ ;;;;;;;;;;; i   ` - ,_;;;; l `, ,.-'   ヽ ;;;;;;;;;;;; /
                   ヽ ;;;;;;;i _,-、           ,;- 、i ;;;;;;; /  いいえ、
                    ヾ;;;;i  "ヽヽ,       ,.-'"   ヽ;;;/,.,  それだけではなく、
                   r"`ヽi    ─` "-,_.  -,.'"-tuーュ  i;;" ヽ 領国に帰ってしまうのがよろしいかと。
                   i ヽ, i;i  l"     `│:::  `  ̄,   i,' γ i
                    ヽ i i  l`ヽ   ,.i :::::.        i ,  i  勝手に国に帰れば、
                    ヽ .i i  ヽ┘- .'".i :::::::.        i;  .;'   大御所様は怒るでしょうが、
                      ヽi i       i ::::::::..       !y'"   いずれ怒りも冷めましょう。
                       ヽヽ   ,.: - 、_ヽ ' ,.: - :.,_,  //     夏の陣の出来事も、
                        ヽヽ`" ~,____,.. 、  //i     時間が経てば、ほとぼりも冷めるかと。
                         ヾ    ̄__,...      ,.',/ .i
                         l ヾヽ   ::::::...    /,/:::: i     
                         l ヾヽ        /,/:::::::: !
                     _,.-='"l  ヾ -=;;;;;;;;;;;;;=- './:::::::_,.'ヘヽ._

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉   ……勝手に帰ったら、
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    それこそ処罰の理由を与えるのではないか?
    )    Y    (      
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

522 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:43:36.44 ID:4Da2VQko
                  r ;;;;;;;;;;;;;;;; .'^-;,_ ;;;;;;;;;;; ヘ ;;;;;;; _, '^ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
                  ヽ ;;;;;;;;;;; i   ` - ,_;;;; l `, ,.-'   ヽ ;;;;;;;;;;;; /
                   ヽ ;;;;;;;i _,-、           ,;- 、i ;;;;;;; /   いいえ。
                    ヾ;;;;i  "ヽヽ,       ,.-'"   ヽ;;;/,.,   忠輝様は大大名。
                   r"`ヽi    ─` "-,_.  -,.'"-tuーュ  i;;" ヽ そしてこの政宗の婿にございます。
                   i ヽ, i;i  l"     `│:::  `  ̄,   i,' γ i
                    ヽ i i  l`ヽ   ,.i :::::.        i ,  i  ……そう、例えば、このまま婿殿が、
                    ヽ .i i  ヽ┘- .'".i :::::::.        i;  .;'  朝廷に行けば、処罰されるでしょうが、
                      ヽi i       i ::::::::..       !y'"   本国に戻った上ならば、大御所様も、
                       ヽヽ   ,.: - 、_ヽ ' ,.: - :.,_,  //     処罰しにくくなると思います。
                        ヽヽ`" ~,____,.. 、  //i
                         ヾ    ̄__,...      ,.',/ .i      なぜならば、処罰したら、
                         l ヾヽ   ::::::...    /,/:::: i      婿殿とこの政宗が組んで、
                         l ヾヽ        /,/:::::::: !      謀反されるかもしれない……と考えるからです。
                     _,.-='"l  ヾ -=;;;;;;;;;;;;;=- './:::::::_,.'ヘヽ._   未だ豊臣の残党が多いこの時期に、
                                              徳川一門の婿殿が謀反を起こせばそれこそ一大事……     
               

     ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ ))
   ((〈● ノ\   /\ ●〉
      ヽ彡'  ヽ /    ヾ_ノ    はっははは、なるほどなるほど!
        )    Y    (      本国に戻れば、俺の兵もたくさんいる!
     γ⌒γ⌒     ⌒ヽ⌒ヽ   そこで俺を罰すれば、俺が舅殿と組んで謀反するかも……か!
  ((  |   |          |   .|    なるほど、さすがは舅殿だ。
((   ヽ ヽ__人__ノ  ノ   そうしてほとぼりが冷めるのを待てばいいわけか、うん!
     \     `ー'´   /     よし、そうしよう!

537 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:46:14.18 ID:4Da2VQko
.       /          / ,. -─、、   \    .,、               ∧
      /        ∠ /    ヾヽ   \  / |  __        } (こうして秀忠と忠輝をどんどん仲違いさせるのだ。
       |         /   /' ̄ \ヾ\   \/ レ' ̄   ヽ.      i|  恐らく、やる夫はもうすぐ死ぬ!
       |       /⌒'l /      \ソ二ゝ     _/⌒l 、       /  そうすれば、わしと忠輝で手を組み、
       |      /    Y        \   /二二ソ'´   ! }    /   戦下手の秀忠相手に一戦交えても良い。
      \ ,..、- 、 ̄\.  |          /   ヽ <二o二ヽ /    /    その頃には、スペインとも手を組めているだろう……
     /⌒l ̄ト、ヽ ヽ.  |7/ノ\         /    |  ヽ、   /    /     わしと忠輝、スペインの力で天下をとってやる!)
      |へ/ ハノ_/  / ||  /\__/       .|       |   /
     し'  /  ノ l ̄ ̄ ||,<____       〈.         │ /       ./ ̄\            / ̄\
       ̄\─七7〉'7。゚,.lイ   ̄ ̄ ̄ ̄ヾヽ.  -、  _ヽ         トy        |    ヽ          /    /
        \ V // ∥   / ̄\   ``   ´._._     / |   ____ |    l  }.          /    /
          \/ノ | ||   \ ヽ `─、___ヽ─ヾヽ.   / |{ ̄ / |.   ̄}-. 、 人 Y⌒ヽ.    /    /
             |ゝ  l ∥    \______ ̄フ ヾ=- / 丿\{ .|  /´ヽノ'´ /`` 、,_/``ヽ. /    /
             | |  |∥         、__,  ̄      / /    \ヽ {   | /  / .>、 .`/    /
             |  l .ヽ||                       /´        \_{ /ヽ.l {  /  / /ヽ/    /
             |  ヽ |ト、                   /         /ヽノ/_l ヽ /  .{ /  彡ゝ   /
             |  ヽ || \               /|        /   / l`l─-二ヽl_ ミソ   .|
             |   ヽ||   ヽ.,──一二 ̄ー 、   / .|        \  ノ\ノ `ヽ_ヽ  ヽ     .|
             |    .||                 \/  .|          \   ヽ     `´`一'     |
             |    lj 、                 |             \                 |

かくして、忠輝はやる夫の誘いを病気と称して断った。しかしその裏では川遊びをしたりもしていた。
そして、やる夫の許しも秀忠の許しも得ずに、領国へ帰国してしまった。


553 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:48:18.36 ID:4Da2VQko

     ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ ))
   ((〈● ノ\   /\ ●〉
      ヽ彡'  ヽ /    ヾ_ノ    はっははは、俺の動きが不気味だろう、親父も、兄貴も!
        )    Y    (      処罰できるものならしてみろ、
     γ⌒γ⌒     ⌒ヽ⌒ヽ   舅殿と手を組み、大坂城から脱出した浪人達と合わせて、
  ((  |   |          |   .|    天下をひっかきまわしてやるわ!
((   ヽ ヽ__人__ノ  ノ   あっははは、痛快、実に痛快!!
     \     `ー'´   /


575 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:50:10.91 ID:4Da2VQko
……ここで、物語は現在の時間軸へ戻る。1615年6月……。

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   …………。
/    (─)  (─ /;;/
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

    / ̄ ̄\
  /  \ /\      父上、忠輝のワガママを許してよいのですか!?
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 



583 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:52:07.75 ID:4Da2VQko
       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\   もちろん、処罰はせねばならんお。
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  秀忠の部下を殺した……戦場に遅刻した……
  |     (  (      |  そして今回、やる夫達の許しも得ずに、帰国した。
  \     `ー'     /   どれをとっても処罰ものだお。

       ____
     /      \
   / ─    ─ \    ただ、今はあまりに政情不安だお。まだ処罰できんお。
  /   (●)  (●)   \  ……豊臣軍生き残りの浪人を、捕まえるんだお。
  |      (__人__)    |  それは治安のためでもあるし、
  \     ` ⌒´     /   幕府のためにもなるんだお。


593 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:54:11.61 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  (それにしても忠輝……
/    (●)  (● /;;/    今はまだ、自分は処罰されないと踏んで、
|       (__人__) l;;,´     帰国したんだお。
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |      だが忠輝の行動にしては、あまりにも計算じみて、
.\  "  /__|  |      裏に影が見え隠れしている……)
  \ /___

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  (おおかた伊達政宗あたりが裏で焚きつけたんだお。
/u   (─)  (─ /;;/   ……あの男の野心家ぶりも大したもんだお。
|       (__人__) l;;,´     秀吉の死の直後、忠輝と五郎八姫を婚約させたとき、
/      ∩ ノ)━・'/     政宗は野心でギラギラしていた……。
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |      ……年をとれば、野心も無くなり、
  \ /___        徳川政権の良き支えになると思っていたのに……
                 これは、やる夫の計算違いだったかお?)


……かくして、幕府による浪人狩りは、さらに厳しくなっていった。


606 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:56:36.19 ID:4Da2VQko
.                  {}
                 ,r'A':、
               ,r:'"/\`':.、
.         、_____,、.‐',,、_'___n,n__`_、,,`-、,_____、
.         ゙l、,!_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l,!、l゙
           |:::::::::::::::::::::::::::::n::::::::::::::::::::::::::::::|,
          ';王王王王王八王王王王王ヨ
           ]*;;r--.、;*r;"へ`':.*;;、--.、*;[
        _、,,,,,f'''*;;;^r:'",r'"' へ:'`' 、`':、^;;;*、L,,,,,.、
        ゙、=┴'ァ゙'"r'"´.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:..`'-、`'=t┴=',゙
        ゙r:''",r'"..:.:.:.:.:.:lコ:lコ:lコ:lコ.:.:.:.:.:..`';;,、` ‐!、
    ゞェェtエ゙┼┬i┬┬┬┬rハ┬┬┬┬i┬┼┬t'ェェブ
     ゙,~~i~~~~~~~~~~~~~~~~~{n}~~~~~~~~~~~~~~~~~i~~゙;┐
     「;、.|  .冂 冂  冂l:''"..へ`' .l,冂  冂 冂  .|.. .|Ti
ゝ,、,,,,、、!‐''"┬┬┬┬;、‐'":'"::: ヘ:::`:.、`‐、┬┬┬┬┬`ーf-、、ィ,
ソ;゙、ニ┴┴┴┴┴ァ'"r:'´。 ......::.. .:....... 。'‐、`'t┴┴┴┴┴=゙7
ヽゞz、:|;ヘ「]「],r'"r'´、z、r、、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. `': 、`'-.「]「] .|_,'、

江戸。


          ノ::::|:::::::::| ::::::l::ヾ/:::丶:::::::: |::::ヽ:::::ヽ
           ,イ:::::::|:::::::::| :::::::トr'` "´|:::::::::ハ:::!|:::::l:::l
.         l::|:::::::|:::::::::ゝ::::::|    |:l::::::l| |::!|:::::|:::l
           | ! :::::|:|:::|::::ハ:::::|    |ィ!ニリ=j、レィ:r┘  具合も大分良くなったみたいね?
          l !::l::::N:::ハ:::ィ!ニjlゞ     , ,.==..、 l:: |:: |
          ヽ::|:::::ゝ:〆           ヒf::j ' l::::l::: |
         |ゞ`--ハ    ___      ー'   l::::|::: |
         |:::|:::::::::ハ '" ̄     、     リ::ハ::: |
         l::::|:::::::::ハ      -  '    イ:::::::|ハ::|
         l:::ハ::::::::::l:::lヘ.          .イ:::|:::::::!:::|::',
         |:::::∧::::::|:::|:::::ヘ   .. __ /l::l::::!::::ノ::: |:::ヘ
         ' :::::|::::ゝ:::|::ハ|::| / |      Ll ::レイ :::::|::::::::ヽ

   /::::::/:::::::;::::::,:::::::::::::::::::::..ヽ.
  イ/::/:::::::;ィ::::/::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
   /::::i::::/.l::/l::ハ:::::,i::::ヽ:::::::i:::::::l  ああ、あれからもう一ヶ月だからな。
  /;ィ::{:/ー、l/_.!' |:::ハ:;∧:::::l:::::::l  色々と世話になったな。
 / |::| テ''ッ、` 丶ー- 、 i;:::|::::::/
   .|::l    ,   'テ''z、 l:::リ::::::i
   .|/|   /   r.Kヽf''i/'lノリ
     ハ   `    | .| l .| |ノ
     ,小. - 、   .| .l/././、
 _,,ィ'´.H. ゙..   ,, -'"  ,/   ゙̄'ー、
''´ /  { '  `''r'´    /    / ヽ
 /   ヽ、 ,ィl   イ /     /   ヽ


617 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 14:58:37.01 ID:4Da2VQko
.             | !   ! ∧_! -i! !      ! 」_ / / i |
           | ヽ  i| !tニムヱ}」    ム旡ニzx_/  ィ !
            |  ヘ_ハ__|            '¬' |___/j/  ……いいのよ。
             | ( i   |z==ミ      ィ==z|  | |
              | /│  |      ,        !  ! |   ふふっ……
          | | i!   | ///  __  /// |  |  !
           │ |  !   |ヽ    `ー'    , イ   !!  |
            | | │  !   > 、     , < │  ||   !
             | |  ヽ  |-‐ri|  >‐< |ー- |  リ  │

  イ/::/:::::::;ィ::::/::::::::::::::::::::::::::::.ヽ,
   /::::i::::/.l::/l::ハ:::::,i::::ヽ:::::::i:::::::l
  /;ィ::{:/ー、l/_.!' |:::ハ:;∧:::::l:::::::l   ……なんだよ、その笑い方は……
 / |::| テ''ッ、` 丶ー- 、 i;:::|::::::/
   .|::l////  ,  'テ''z、 l:::リ::::::i
   .|/|   /  //r.Kヽf''i/'lノリ
     ハ   `    | .| l .| |ノ
     ,小. - 、   .| .l/././、
 _,,ィ'´.H. ゙..   ,, -'"  ,/   ゙̄'ー、
''´ /  { '  `''r'´    /    / ヽ

             〉 / ! 〈  {  | |゛゛"''''|│ 〉  !
           〈 ヾ| i ヽ_lyz七リ>   | | /  | l
           /`ハレレ|,,r==ミ     ム,Lハ / ! !  ごめんなさい。
           //,' r | l |`V::ソ       ~∨ / /  
          // | ヽ|│!.  ̄    , r=z、 /∨l/   そうそう、
          // │ ヽ! |    rーy    / 〃    三好政勝は幕府に所属ってことにしておいたわ。
         //  !  `、!>、  r、`´   ,ィ / |     今は浪人狩りが厳しいから、
         //   !!   !  `ノノ )7 </ル'  !     幕府にとりあえず形だけでも籍は置いておいて。
          rヾ  ̄ ||   lr‐ 'フ, '/ |ヾ| !  |  !    
        ,',ヘ ヾヽ||  /   ∠- ァ! \|  !__ヽ    
      /!  ヽ | |||/     r--'ヽヽ `ー、ヽ ¨ァ
      ,' 〉  ヽ !_/    ,、┬、二ゝニ \   ヽ!/│

633 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:00:13.00 ID:4Da2VQko
  /  /   ..::/.::/ .:::::: /.::::::/.:::::!::::::..!.. l  ::ヽ`ヽ
 i  /   .::::::!::/l ..::://.:::/!:::::/l::::::::l:::::l:::....l  !
 !   ! l .:::::::/l/__l/ //  l:::/.:::!::::/!:::::!:::::::!::!:l  浪人狩り……か……
 l /l/l .::::::/ __ `ヽ、    l/ .::::l::/.:l:::/l:::::::!::!::!
  V く l .:::/   ¨ 疋タ` ヽ、ノ .::::::_j/ -―l:::/.∧l  ……信繁……みんな……
  ∨ー!::/    `¨       /fr芹、:::/l/.:/
  j/iヽl/           /.:::::┴'..:::/./ j/    ……鎌之助殿。
.   l::∧              { ::::::::::::::/.:/       信繁が死んだなんて話、
.  __/V ::ヽ         /..::::::::::/.:/        俺は信じないぞ……
/i/  ! ::::::ヽ     _     .:::::/ j/        もう少ししたら俺は、信繁と、
.三l :: l :::::::ヽ、   __‐-..::::/           仲間達を探しに、大坂へ行くつもりだ。
.三 !.:::::.ヽ、:::::::::ヽ、 ....:::::/
三ニl:::::::::::::\::::::::::::::ー匕\

ヽ|   l   |   | !   | |_      、__| |   :j ! |    |   |i| |
!∧  l   l   _jzム≦た!ニf'"    ヾにj≧kムj、|     j   リ| |
li '、  !  ヽ'" | j \  l {        / /  /丁7    /   / | |
|:  ハ ヽ__ト、ィ''チ示アミー       フイ''テ圷、/   :/  ,' / j/
|:  { l`、_,,ム<{イ f::::`イ}         { f:::::`イハ>┬='_/ノ   ………………。
l   ヽl    ! V^tzc'         V^tzc'  /!¨´  「
| l   l     l  ゝ=='-            ゝ=='´ / i     |
| |   |     |! ミミミ       !     ミミミ  / !     |
| |   | i   ハ、        '        /  i.    |
| |   | i    !ゝ、      cっ       ,. イ  i    |
| |   | l    ',   i> 、       , ィ<1/  /     i|
| |   | ∧.   ∨ i|.  > 、 __,. < l //  /     i|

真田信繁討ち死にの噂は、政勝の耳にも入っていた。
だが政勝はそれを信じなかったし、そして行方不明になっている兄や、
他の仲間達のことも気になっていた。


643 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:02:13.91 ID:4Da2VQko
         ____
       /      \
      /  ─    ─\    政宗と忠輝に付け入るスキは与えないお。
    /    (●)  (●) \
    |       (__人__)    |
     \      ` ⌒´   /

         ___
       /     \
      /   \ , , /\    予定より少し早くなってしまったけど、
    /    (●)  (●) \   構わんお。
     |       (__人__)   |   親藩、譜代、外様……
      \      ` ⌒ ´  ,/   全ての大名の締め付けを、いっそう厳しくするんだお。
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 二度と日本を乱世にしないため、 
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃ 幕府の安定のため、必要なことだお。
     |            `l ̄
.      |          |


651 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:03:57.64 ID:4Da2VQko
.                  {}
                 ,r'A':、
               ,r:'"/\`':.、
.         、_____,、.‐',,、_'___n,n__`_、,,`-、,_____、
.         ゙l、,!_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l,!、l゙
           |:::::::::::::::::::::::::::::n::::::::::::::::::::::::::::::|,
          ';王王王王王八王王王王王ヨ
           ]*;;r--.、;*r;"へ`':.*;;、--.、*;[
        _、,,,,,f'''*;;;^r:'",r'"' へ:'`' 、`':、^;;;*、L,,,,,.、
        ゙、=┴'ァ゙'"r'"´.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:..`'-、`'=t┴=',゙
        ゙r:''",r'"..:.:.:.:.:.:lコ:lコ:lコ:lコ.:.:.:.:.:..`';;,、` ‐!、
    ゞェェtエ゙┼┬i┬┬┬┬rハ┬┬┬┬i┬┼┬t'ェェブ
     ゙,~~i~~~~~~~~~~~~~~~~~{n}~~~~~~~~~~~~~~~~~i~~゙;┐
     「;、.|  .冂 冂  冂l:''"..へ`' .l,冂  冂 冂  .|.. .|Ti
ゝ,、,,,,、、!‐''"┬┬┬┬;、‐'":'"::: ヘ:::`:.、`‐、┬┬┬┬┬`ーf-、、ィ,
ソ;゙、ニ┴┴┴┴┴ァ'"r:'´。 ......::.. .:....... 。'‐、`'t┴┴┴┴┴=゙7
ヽゞz、:|;ヘ「]「],r'"r'´、z、r、、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. `': 、`'-.「]「] .|_,'、

1615年7月7日、幕府は諸大名を伏見に集め「武家諸法度」を布告した。

武家諸法度は、
1611年、幕府が諸大名から誓紙を取り付けた3か条に、
以心崇伝が考えた10条を加えたものである。
やる夫が命じ、以心崇伝が考え、秀忠の名前で発布した。

諸大名を統制するために、武士の心得や、行うべきことなどを明記。
この法度は時代と共に改定され、例えば、後に三代将軍家光の時代には、
参勤交代の制度を条文として加えるなどしている。


660 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:06:01.66 ID:4Da2VQko
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ―)  (―)\    武士みんなが守るべきルールだお……
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \
  |              |
  \               /

      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\     武家諸法度に違反した大名は、
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\    容赦なく潰していくお。
  |     |r┬-|       |   ……大名がなくなれば、それだけ、
  \     ` ー'´     /    幕府の力が強くなり、政権が安定するお。


その後、幕府の定めたルールである武家諸法度に違反した大名は、
容赦なく取り潰された。武家諸法度により、諸大名は厳しく統制された。


674 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:08:18.96 ID:4Da2VQko
    ____          
 ゝ/_______ヽ      
 / | / ─ 、─ 、|     大御所様がいるなら文句も言いたいけど……
 | __|─|  / | ヽ  |     もう、どうでもいいや……。
 (   U─ oー ´ヽ   
  ヽ   , ──┘ノ     
   \ ( _,ヘ_//  /)_   
   / |/\//^\/ヽ ∋  
  / |      、   /

福島正則も、この武家諸法度に違反したとして(これはやる夫の死後になるが)1619年に改易された。
この改易については、幕府の陰謀だとか、幕府内の派閥争いに巻き込まれたとか、
様々な説があるが、とにかく、改易されてしまったのである。

正則はその後、ほとんど廃人同様になったという。
そして、1624年に死去した。


688 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:10:27.69 ID:4Da2VQko
         ___
       /     \
      /   \ , , /\
    /    (●)  (●) \  
     |       (__人__)   |  
      \      ` ⌒ ´  ,/ 
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃ 
     |            `l ̄
.      |          |

その後、福島家と並んでの豊臣恩顧であった加藤家も、
これまたやる夫の死後であるが、改易された。

これだけ見ると外様大名狙い撃ちであるが、
しかし武家諸法度は、外様のみならず、譜代、親藩などの大名にも、
しっかりと適用され、違反した大名は次々と潰されていった。

この結果、幕府の政権は更に強化されるが、しかしながら、
大名が次々と潰されたことにより、大量の浪人が排出され、
江戸時代初期の失業問題へとつながる。
やがて、この失業問題が、島原の乱や由井正雪の乱などの一因へと繋がっていく。


705 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:13:15.80 ID:4Da2VQko
                | |
                | |  ,..._
          ,.r-、 ,ry | |  ヒ;;;::}
      ィt:、 ,:'::::// '''´ | |  ,、.、  ,..,..._
      {:::}::}/::::r'ノィー::、 | |  ヾ、゙、//::::jr;::、
     ,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! !  ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
     ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ  ,.,´  {{::::::::ヽ.
    ,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
   〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
    ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ='  ゙、::゙;ヾヾ/_
    ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7  ``' ゙/〃
     ゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、  _`'’
     r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
     |::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
  ___.   |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|

さらにこの時期、幕府は「一国一城令」を発布。
一部の例外を除いて、ほとんどの大名に、城をひとつしかもたせないようにした。

諸大名の軍事力を統制し、また、諸大名に城をひとつしか持たせないことで、
幕府に逆らう力を無くすようにしたのである。


713 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:15:04.96 ID:4Da2VQko
         |:;:;:;;:;:;:;:;:i;:;::::;:;|
         |;:;:_:_;:;_:;:l:;_:_;:_;|
         |___|__|
        /   ・    ・ \    公家も統制するお。
      /    (●)  (●) \  
      |       (__人__)    | 
      \________/
         /|├┤├┤|\

7月17日には「禁中並公家諸法度」が布告。
公家衆、そして皇室までもが、幕府の管理下に置かれることになった。
江戸時代を通じて改定されることのなかったこの法令は、
公家、そして天皇が行うべきことを幕府が決める、という法令である。

かくして、諸大名、公家、そして皇室……
日本国内の全ての勢力を、幕府は事実上、統制することになった。



726 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:16:31.77 ID:4Da2VQko
        ___
      /      \
   /          \    ……これでいいお。
  /   ⌒   ⌒   \
  |  /// (__人__) ///  |
  \              /

       ____
    /      \
   /  ─    ─\
 /    (●) (●) \    やる夫の仕事も、もうほとんど終わったお。
 |       (__人__)    |   後は、きっと、秀忠がなんとかしてくれるお。
 \     ` ⌒´   /

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   ……しかし、後は……
/    (─)  (─ /;;/    忠輝と、伊達政宗……
|       (__人__) l;;,´     この問題をなんとかしないといけんお。
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___

そうこう悩んでいる駿府のやる夫の下へ、ある人物が訪れた。


742 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:18:24.85 ID:4Da2VQko
             ./ ̄ ̄\
            /  ! 丶 丶 丶
            /\_i 丶/ ̄
            |    ---'< 一、                      ,-─-、
            |     /  /                     / 丶、 丶
            |       /                     / _  ̄i ̄
            |     /──--、__               ./     /
            |     |     __ 丶、            /    /  お久しぶりです、大御所様。
            \__/   ///ー-、 丶            .|    |
             |    |   | | |   |  | !           /一一-'
             |    | 丶.)_,/ ,.-丶 / |          ./    /
            /    .|丶、Y.(;)>  <(;) | |         /    /
            /     | |~    _,!  .| |        /    /
            |     |  |.   ==  /| |       ./    /
            |     |  | 、    /..| |      _/    /
            |     |  ! ` ー-' .| |  ,-一 ̄|      /
      , ---─ ,i      ト. 丶、_/ ! ̄| |-|   丶丶    /
     (     / !     /丶丶、丶  ! |  |__| 丶   丶 -一''
                 おふく(春日局。今はまだ幼い三代将軍家光の乳母)

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( >)  (<)\    おふくちゃん! よく来たお!!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  いつ見ても可愛いお!!
  |     |r┬-/      |
  \     ` ̄'´     / 


757 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:19:47.07 ID:4Da2VQko
       |  | | : : : : │: ::|: : : |     /ニニ ,,l゙: ::,!: ../ │ :|: ゙l
       │ .l゙ | : : : : ": _,,―‐'゙\__/     l゙: :/: :/,i ..,l゙: ,/: :゙l
       .|  .| | : : _,,-'"`              ゙̄:i/: .,/: ./:: : l゙
      │: : |: 丶  '゙l、               : `i、/ : : :/:::: :l゙
      '|``'-|: : 丶  ゙i、''゙,,ニニニミ'    /  ,ニニニ、、  |: : :_,,/.:: :│  
      │、: : \、:ゝ ゙l゙(、 ◎ ,)  | (  ◎  )'  ̄i'‐ : : : : :l゙  まぁ、大御所様、可愛いなどと……
      l゙  │: : \、: :/   ̄ ̄"   : 、 ' ̄ ̄"   /: : : : : :l゙ 
     .| .":|: : : |゙l::` ̄'//////      l  //// ./: : ::: : : : :,!   ポッ……
     .|  l゙  │゙l::: : :       .、,,_ _,,i、     \::::::::::::: : :,|
     l゙: . |  : |;;│:         `"        : ::,l゙;:,、: : : |
     |: │ :: |;;;;;゙l,: :       ニニニニ=‐      : ./::::l゙: : : : |
     |、:" | : |;;;;::::丶、:      .,,,,,,,,,,,、     : ,,'":: |:  : : |
     |: : : ,! : |;;;;;::::;;;`-、:             ..,,i´;;;;;: |:  : : :|
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  i::::::::::::::::::/:::/ミ // u '"_.三___` i:j::::::::::::::::::::、
  j:::::::::::://、j::/●゙ヽ "    ,彳_●_ノ   ,::::::::::::::::::::i`
  i::::::::::ii   j/ ' ̄     `       /j::::::::::::::::::::l    (きめぇ……)
  i:j::::::::|i              u   / ,'::::::::::::::::::::',
  j,'::,:::::l',                 '  /i::::::::::::::::::::、
  "ソ i:::::l::'        丶 -        jメi::::::::::::::::::l
  " l:::::i::',                 / ,::::::::::::::::::ii
    i::i::::j::ヘ    , .,,,、_,....、..,,      ,::::::::::::::::::::l
    j:::::メ:::::ヘ,      、_____,         /:::::i:::::l:::::::i:i
    メ:ソi::::::::::ヽ             , ':::::::l:::::i:::::::i::l
    j  i::l:::::::::| ヽ         ,/:/::::::i:::::::l:::::::lヘ:i
     ソ !:::::::::l  ヽ       /::/:::::::::i::::::l:::::::j ヾ
     _l:::::::::l    'ー---.ィ::::::::::ノ::::::::::i:::::::i:::l


782 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:22:08.69 ID:4Da2VQko
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ―)  (―)\    しかし、竹千代(家光)の乳母のおふくちゃんが、
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  このやる夫に何の用だお?
  |              |
  \               /

                  /  ̄ ̄  ̄ヽ、
                 /     一、 ヽ、
                 /   ///ーー|  .ヽ  実は大御所様。
                 |   | | |    | // |  ……最近、秀忠様とお江様は、
                 | ヽ.)==、 ,.-ヽ  │ 竹千代様より、弟の国松(後の忠長)様のほうを、
                 |ヽ、Y.(;)> <(;)>7  |  可愛がっておられるのです。
                 | |~   !._,!  (_/|
                 |  |、  ===  /| |
                 |  | \    / .| |
                /|  ! | ` 一 ' |  | |
             , -一一>. ヽ >、_/ ! ̄| |一--

秀忠とお江の間には、竹千代の後、さらに男子が生まれていた。


794 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:24:01.83 ID:4Da2VQko
      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\     ……む……
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\   可愛がっている、とは、どれくらい……?
 |        ̄      |
 \              /

                  /  ̄ ̄  ̄ヽ、
                 /     一、 ヽ、
                 /   ///ーー|  .ヽ   ……跡取りを、竹千代様ではなく、
                 |   | | |    | // |   国松様にしよう、というくらいに。
                 | ヽ.)==、 ,.-ヽ  │
                 |ヽ、Y.(;)> <(;)>7  |
                 | |~   !._,!  (_/|
                 |  |、  ===  /| |
                 |  | \    / .| |
                /|  ! | ` 一 ' |  | |
             , -一一>. ヽ >、_/ ! ̄| |一--

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    ……本当かお?
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   
  |     (  (      |
  \     `ー'     / 


803 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:26:08.26 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (●)  (● /;;/    ……本当だとしたら、秀忠はバカだお……。
|       (__人__) l;;,´     兄より弟を、両親が可愛がり、結果、お家騒動になる。
/      ∩ ノ)━・'/     こんな話が、古来、どれだけあると思っているお?
(  \ / _ノ´.|  |      
.\  "  /__|  |
  \ /___

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    信長殿がそうであったお。弟と家督を争い、
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  結果的には信長殿が勝ったけど……
 |        ̄      |  下手をしたら、あそこで織田家が滅んでいたかもしれんお。
 \              /

数十年前、破天荒な性格をした信長と、礼儀正しい弟とで、織田家の家督争いが起こった。
やる夫は、それが将来、徳川家でも起こることを案じた。


812 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:28:13.58 ID:4Da2VQko
       ____
     /⌒  ⌒\
   /=⊂⊃=⊂⊃=\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   ぼくはえらい! おじぎしろ!!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /
     竹千代(徳川家光)

      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k   父上、母上、ご機嫌いかがですか?
  リ  (●)  (●)  k   
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     (⌒(     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\
     国松(後の徳川忠長)

秀忠もお江も、竹千代よりも、素直で利発な、国松のほうを愛した。


830 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:30:14.13 ID:4Da2VQko
それが竹千代にも伝わり……

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o⊂⊃=⊂⊃゚o  \  ぼくはえらくないのか……?
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

竹千代はすっかり落ち込んでしまった。
性格がおとなしくなり、そしてひねくれていってしまった。



845 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:32:32.70 ID:4Da2VQko
         ____
       /      \
      /  u   ノ  \    ……これはまずいお。
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/

            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \    ……こういったことがあってはいけないお。
    / (●)  (●)    \   ……跡継ぎは、兄が継ぐことを必ず優先させる。
    |   (__人__)    u.   |  この事を幕府の今後の基本としていくお。
     \ u.` ⌒´      /   器量など……そんなものは、周囲が補佐すればいいお。


乱れた戦国時代であれば、優秀な人物が、トップに立ち、バシバシ物事を決めていく必要がある。
時には兄弟の順序より、能力や資質をもって跡継ぎを決めるときもある。
現にやる夫も、次男の秀康ではなく三男の秀忠を跡継ぎとした。
(これは秀康が病気であったことや、結城家に養子に行っていたこともあるのだが)

しかし、これからは泰平の世である。たとえ世継ぎが優秀でなくても、後を継ぐのは兄であり、
弟や他の身内はこれをあくまで補佐する……という考えを進めるべきだと、やる夫は思った。
徳川家がお家騒動を起こし、天下が二つに割れるようなことだけは、避けねばならない。


862 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:35:47.76 ID:4Da2VQko
そんなある日……

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   やる夫はちょっと鷹狩りに行ってくるお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /

そう言ったきり、やる夫は、

.                  {}
                 ,r'A':、
               ,r:'"/\`':.、
.         、_____,、.‐',,、_'___n,n__`_、,,`-、,_____、
.         ゙l、,!_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l,!、l゙
           |:::::::::::::::::::::::::::::n::::::::::::::::::::::::::::::|,
          ';王王王王王八王王王王王ヨ
           ]*;;r--.、;*r;"へ`':.*;;、--.、*;[
        _、,,,,,f'''*;;;^r:'",r'"' へ:'`' 、`':、^;;;*、L,,,,,.、
        ゙、=┴'ァ゙'"r'"´.:.:.:.:.:...:.:.:.:.:..`'-、`'=t┴=',゙
        ゙r:''",r'"..:.:.:.:.:.:lコ:lコ:lコ:lコ.:.:.:.:.:..`';;,、` ‐!、
    ゞェェtエ゙┼┬i┬┬┬┬rハ┬┬┬┬i┬┼┬t'ェェブ
     ゙,~~i~~~~~~~~~~~~~~~~~{n}~~~~~~~~~~~~~~~~~i~~゙;┐
     「;、.|  .冂 冂  冂l:''"..へ`' .l,冂  冂 冂  .|.. .|Ti
ゝ,、,,,,、、!‐''"┬┬┬┬;、‐'":'"::: ヘ:::`:.、`‐、┬┬┬┬┬`ーf-、、ィ,
ソ;゙、ニ┴┴┴┴┴ァ'"r:'´。 ......::.. .:....... 。'‐、`'t┴┴┴┴┴=゙7
ヽゞz、:|;ヘ「]「],r'"r'´、z、r、、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.. `': 、`'-.「]「] .|_,'、

江戸城へやってきた。


880 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:37:55.53 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ     これは父上!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|     来るなら来ると前もって連絡があれば、
 |       ( <  |      出迎えに参りましたものを!
 ヽ     `-'  /
 /   ヽ     ノヽ

       ____
     /⌒  ⌒\
   /( ●)  (●)\    いやいや、今日は遊びに来ただけだお!
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   固くなる必要はないお。 
  |     |r┬-|     |  それより、孫の顔が見たいお。
  \      `ー'´     /   竹千代と国松を呼んでくれだお!!

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      !!
 |      ` ⌒´  |     
 ヽ         /       ……かしこまりました。
 /   ヽ     ノヽ 


886 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:40:09.84 ID:4Da2VQko
               _
              ゝ  _,,.>ニY_´ ̄`ヽ
             ,. '"´:::::::::::::::::`_ヽ_ノ
            /:.:.:::.:.:.:_;: -‐_,´-‐ ''\
             ,':: :イ:::: !, ‐'´呂_,,.. _---ヽ   義父上、二人を連れて参りました。
           i .:レ|   !,. _‐ニ_-‐=- ̄_'l
             |..:.:l´,l:、:.:トl=-‐ヽヽ ̄`ヽ..、`!
           !. ::|'‐'、ヽ:lヽィ=l、l :::l  ::::`'!
           ヽ :!,ィテヽヽ ゞ‐' l:. :::| :. ::::::l
             ヽヽ`'´' `   /イ ::l .::; ::::l
             ヽヽ、`、-   クl .:/:::::l :::|__
           __  l :`::..- r ' ! ::!::; ‐'´i´ i

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o⊂⊃=⊂⊃゚o  \    …………こんにちは。
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k    お祖父様、こんにちは!
  リ  (●)  (●)  k     ご機嫌麗しく存じます!
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     (⌒(     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\


901 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:42:24.48 ID:4Da2VQko
          ____
       / \  /\  キリッ
.     / (ー)  (ー)\    うん! よく挨拶をしたお!!
    /   ⌒(__人__)⌒ \
    |      |r┬-|    |   それでは、お菓子をあげるお。
     \     `ー'´   /    ……竹千代、こっちへ来るがいいお。
    ノ            \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  =⊂⊃=⊂⊃=  \  ……はい。
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

        ___
      /      \
   /          \    おうおう、可愛い可愛い!
  /   ⌒   ⌒   \   さぁ、やる夫の手からお菓子を貰うといいお。
  |  /// (__人__) ///  |
  \              /

       ____
     /⌒  ⌒\
   /=⊂⊃=⊂⊃=\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   あ、ありがとうございますお!
  |     |r┬-|     |
  \      `ー'´     /


916 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:44:39.83 ID:4Da2VQko
      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k    
  リ  (●)  (●)  k    …………。
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     (⌒(     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\

      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k    お祖父様、国松にもお菓子を……
  リ  (⌒)  (⌒)  k     
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     |r┬-|     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\

        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\     たわけっ!!!
     /    (__人__)   \
     |       |::::::|     |
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl 


934 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:46:31.48 ID:4Da2VQko


      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k    
  リ  (○)  (○)  k    !?
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     (⌒(     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\

               _
              ゝ  _,,.>ニY_´ ̄`ヽ
             ,. '"´:::::::::::::::::`_ヽ_ノ
            /:.:.:::.:.:.:_;: -‐_,´-‐ ''\
             ,':: :イ:::: !, ‐'´呂_,,.. _---ヽ   !!
           i .:レ|   !,. _‐ニ_-‐=- ̄_'l
             |..:.:l´,l:、:.:トl=-‐ヽヽ ̄`ヽ..、`!
           !. ::|'‐'、ヽ:lヽィ=l、l :::l  ::::`'!
           ヽ :!,ィテヽヽ ゞ‐' l:. :::| :. ::::::l
             ヽヽ`'´' `   /イ ::l .::; ::::l
             ヽヽ、`、-   クl .:/:::::l :::|__
           __  l :`::..- r ' ! ::!::; ‐'´i´ i

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  / u (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      …………。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ
./ /   ∩ノ ⊃|  |
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
 . \ /___ / 


943 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:47:55.64 ID:4Da2VQko
      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\     誰がお前を、今、呼んだ!?
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\    兄であり主君でもある竹千代と共に、
  |     |r┬-|       |   自分も食べ物を貰おうとは何事だお!?
  \     ` ー'´     /

       ____
     /\  /_\
   /( ●)}liil{(●)\    己の分際をわきまえよ、国松。
  /    (__人__)   \   お前は竹千代の弟であり、後々は、家臣として、
  |   ヽ |!!il|!|!l| /   |  三代将軍の竹千代の下で働かねばならぬ身ぞ!
  \    |ェェェェ|     /   後ろに控えているがいいお!!


959 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:50:21.44 ID:4Da2VQko
      vw w v
   ,乂       乂
  冫 从 人 从リ リ,,K
  彡リ" ⌒   ⌒、 从k    
  リ  (○)  (○)  k    ……あ……あ、はい…………。
  (| :::::⌒(__人__)`⌒::::|)   
   |     (⌒(     |    
    \    `ー'    /
   /\__ニ___/\

       _________
      /     \
    /   ⌒  ⌒\     …………!
   /  =⊂⊃=⊂⊃=\
   i  ::::::⌒ (__人__) ⌒:: i    
   ヽ、    `ー '   /

       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( >)  (<)\    ……さぁ、竹千代。
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  もうひとつ、お菓子をあげるお。
  |     |r┬-/      |  おお、もっと食べて、大きくなるんだお!
  \     ` ̄'´     / 


974 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:52:18.31 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  / U (ー) (ー)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      (……父上、申し訳ございません。
 |      ` ⌒´  |       秀忠の不徳にございました)
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

……こうして、やる夫は、秀忠やお江、そして他の重臣達の前で、
はっきりと幕府の三代目は竹千代(家光)であると、明言したのである。

これより以後「跡継ぎは長男」というルールが決まる。
後の八代将軍吉宗も、言語障害があった長男、家重に九代目の将軍職を譲っている。
家重より弟を新将軍にしようという動きもあったが、吉宗は後継者争いを恐れ、
やる夫に習い、長男の家重を選んだ。


22 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:54:30.80 ID:4Da2VQko
 : ゙゙"'ー-、,,
 : : : : : : : `゙'''ー-、,,,、
: : : : : : : :       `゙'-、
 : : : : : : : :        `ー--,
     : : : : : 、: .      : : ゙ヽ、
      ::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:゙゙゙゙'''''''‐- 、 ,,,,,_
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:`゙''ー-       _,,.--ー''''''"゙
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''"" ゙゙̄"'''''―-
''"''''"""''"""'''''"""''""''""",,,,-‐'゛'''''"""''""''''""''"''''""''"""'''''"""''""゙''、,,"'''''―--'''""''"''''"""''"""''''
..:ヾ:ヾ.ヽ.:ヾ:  ヾヾヽ.:ヾ ...ヾ.,. .ヽ.:,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛ヾ:.,..ヽ.:ヾ .. ヾヾヽヾ. ヾ .. ヾヾヾ``'‐.``'‐.、ヾヽ..ヽ.:ヾ .
  ヾヾ      ヽ.:     ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛  ヾ ..    .,.ヾ.,.   .ヽ    .:ヾ:. ..ヽ``'‐.、``'‐.、    .:
  ヾヾヽ ヾ      ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛ :.,..ヽ.:ヾ .. ヾ      ヾヾヽ ヾ       ヾ.,. .ヽ.:ヾ:
     ヾヾヽ ヾ,,,,-‐'゛,,,,-‐'゛      ヾヾヽ ヾ         ヾ::.ヾヾ
''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''"""'''''"""''""''"""'''''"""''""''''""''"''''"""''""

以後、少し余談をする。
江戸時代以降、武家だけではなく、農民なども「長男に全てを相続させる」というやり方になる。
これは次男、三男以降の弟達にとっては全く涙目で、まさに冷や飯を食わされる状況になるのだが、
しかし、これにもやはり、理由がある。

例えば更に時代が遡り、鎌倉時代。鎌倉時代は、生まれた子供に、時として女性にさえ、
分割して財産を相続させた。現代的なやり方である。しかし、これには問題があった。


39 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:57:16.99 ID:4Da2VQko
_..                ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、         / : :!
 i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!
  i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /
  ヾ_:::,:'           -,ノ    ……腹減った。
  ヾ;.   ,         , 、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
    ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、

_..                ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、         / : :!
 i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!
  i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /   親から貰った農地が、兄弟みんな平等だから、
  ヾ_:::,:'           -,ノ    結局、みんな少ない農地しかもらえない。
  ヾ;.   ,         , 、;,    これじゃあメシが食えねえ。
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
    ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、

_..                ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、         / : :!
 i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!
  i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /   こうなれば借金でもするしかねェ!
  ヾ_:::,:'           -,ノ
  ヾ;.   ,         , 、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
    ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、

100の農地を5人兄弟に分けて与えれば、20ずつしか5人はもらえない。
そしてひとつの家族が生きていくのに50の農地が必要であったならば、
当然、30の不足分が出る。こうなると借金でもするしかないが、
これは根本的な解決にはならない。……かくして5人兄弟は、
みんな貧乏になってしまい、死んでしまった者もできたとさ。

親からの財産や農地が足りないなら、外で働くしかないが、
鎌倉時代当時は現在のように、外で働く場所も少ないから、それも難しい。


53 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 15:59:58.00 ID:4Da2VQko

        , -'""'- 、                    _,..-'''"~""~"""''''- 、
      , -'"::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、             _,..、-''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;; ;;:;: :::''"'- 、
    , -'"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、      _,,.-‐''"::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::'':::::''::.;;'' ;;:;: :::''"'- 、
.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.. ;'"'":;.;'":;. :.
::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;'' ;;:;: :::''::.;;''
,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;i;';.,,,.;
.::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:...::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:..:..::::..:..::.:..:...::..:..::..:...:..::.:..:...::..:..::..:..:.
'"""'''""""'''""""'''"", -'", -'"""'''"""'"""'''""""'''"""""'"", -'", -'"""'''""""""'''""""""'''
,,  ,,  ,, ,,   , -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,, , -'", -'"  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,
,,  ,,  ,,  ,,, -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  , -'", -'"  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,
,,  ,,  ,, , -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  , -'", -'"  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,
,,  ,, , -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  , -'", -'"  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,
  , -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  , -'", -'" ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,
, -'", -'",,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  , -'", -'"  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,  ,,   ,,
""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""""'''""
""' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" """' ''" " """

「たわけ」という言葉があり、これは「田分け」を語源とする説がある。
たわけとは、バカとか愚か者とか、そういう意味だが、
田んぼを子供達に均等に分けていく内に、一人分の農地がどんどん少なくなり、
結果的に子孫が飯を食えなくなる。
これは結局愚かな行為なので、たわけと呼ぶようになったという説である。

これは一種の俗説でしかなく、たわけの語源は「戯け者」である。
しかしながら、こういった俗説が出てくるほど、農地を子供に均等に分けていくのは、
当時としては愚かな行為であった、ということは確かである。

かくして、鎌倉時代より長い時間を経て、紆余曲折を経た後、
江戸時代の農地や家督、財産は、基本的に長男相続制となり、現代まで、
その色は残っているといっていい。……余談は、これで終わる。


73 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:02:44.11 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/   …………。
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___


     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   竹千代と国松については、これでいいと思うお。
/    (●)  (● /;;/    だが……やる夫、そして秀忠がいなくなったとき、
|       (__人__) l;;,´     後継者争いをしそうな人間が、あと一人……
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |      ……忠輝……。
.\  "  /__|  |
  \ /___ 



89 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:05:24.41 ID:4Da2VQko
      *             ┼
        ,~-,~-,~-,
   十    |_駿 府 城|     + + +
       _|_~~~~~~~~           ┼ +  *
      __i .i-.、 __  +
    rii | i_,! 'ー'l |,_l"'i ト,   *       十           十
_  __.゙| '"         ." |__     +       +
└┘ i.L,r-''"i ̄ ̄i~~゙"i''-.,」_.|_iーi ___       
┬─┬ト''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|..|,,__~".''''ーk,,i=i、.rii l"l,,l l.,l"i ト,.
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|  |_~"'l'''' iー-i-.ニL." ___ ^.」
┬回┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~",-、.=、~|~"'l''.ーiー-.|'"|_._|__|~i''i|   ┼
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|~"|;;;|.|;;| .~"|".' ''l -i |r''i"□_| ~!|
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"|;;;|.|;;|._~'_"|"'l': ri'|i'"|_._|__||''i|

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      父上、先日は竹千代のことで、
 |       ( <  |       ご迷惑をおかけしました。 
 ヽ     `-'  /       息子のことは、父である秀忠がなんとかせねば、
 /   ヽ     ノヽ       ならないものを……。

         ____
       /      \
      /  ─    ─\    いや、それはもういいお。
    /    (●)  (●) \   ……それより。
    |       (__人__)    |
     \      ` ⌒´   /



99 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:07:32.69 ID:4Da2VQko
      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    息子のことは父がなんとかする……かお。
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  まさにその通り。それならば……やる夫も、
 |        ̄      |  恥ずかしながら、ある人物のことを、秀忠に相談したいのだお。
 \              /

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ     父上らしくもなく、もって回った言い方をなさいます。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|     ……はっきりと、誰のことを相談したいのか、  
 |      ` ⌒´  |     お願いします。
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 


109 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:09:13.95 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (─)  (─ /;;/   …………。
|       (__人__) l;;,´
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___


     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   
/    (●)  (● /;;/    松平忠輝。
|       (__人__) l;;,´     
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |      
.\  "  /__|  |
  \ /___ 


122 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:11:22.31 ID:4Da2VQko
 !| !| ゛ゞ.ヾゞヾヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞヽ,.ゞ:,  ,ヾゞヾ;ゞゞ\ヾゞ: ヾヾ゛ ゞ.ヾゞヾヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ;ゞゞノ | ! l
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! !  | !| ヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ  ゞヾゞヾ ,,.ゞヾ::ゞヾゞ:ヾ ゞ:.y.ノヾゞ..ヾ .ゞ,'ヾ ゞヾゞ ;ゞヽ,.ゞ:,,ヾゞヾ !|
| ! ! | ! |!l ゞヾゞ___\\ ゞ ゞヾゞ;ゞゞヾゞ;ゞiiiiii;;;;::::: イ.ヾゞ, .,; ゞヾゞ___// ;ゞゞゞ;ゞゞヾゞ;  | !|
 |! !  | !|  !l ;ゞヾゞ;ゞヾ;ゞゞヾ    ゞ;ゞ iiiiii;;;;;::::: :)_/ヽ,.ゞ:,,ゞヾゞ__;::/ ゞヾゞ;ゞヾ;ゞ  |!  !| !|!
!l |! !| !| !l |! ! | ! |!l |! !| lゞヾゞ;ゞ ヽ;iiiiii;;;;::::: :|;:/   ヾ;ゞゞ;ゞ ヾゞ ! | ! |!l |!l |!  l|!
 ! | ! |!l |!l |! !| !| !l |! !ヾ;ゞゞヾゞゞ\|iiiiii;;;;::: : |:/ ヾゞ  ! | ! |!l |!l |! !| !| ! ! |  !
 l ! | !  l | ! ! | !|  !l  |!  !| !|! l|! !| |i;iii;;; ; :::|/! !  | !|  ! l |!  |! ! | ! |!l ||! ! |
! !  | !|  ! l    _/__/_ //   !   | | |i;iii;; ;; :::|| ! ! | ! |!l |!l |! !| !| !l   |! ! |  l
| ! ! | ! |!l |!    / /       ー―――――――――――   ! | !|  !l  |!  !| !|! l|!
 |! !  | !|   !l    /   l|! !| ! | !l | |i;iii;;;;; ::::|! !  | !|  ! l |!  |! ! | ! |!l ||! !   |
!l |! !| !| !l |! ! | ! |!l |! !| l | !| ! !|i;iii;;;;; ::::|| ! ! | ! |!l |!l |! !| !| !l |! ! | ! |!l


   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    ……雨か。
    )    Y    (      ……最近はよく降る……。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /


136 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:12:29.86 ID:4Da2VQko
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ ギョロッ
  〈  ●ノ\   /\ ●〉     五郎八……
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ       最近、舅殿から連絡がないな。
    )    Y    (
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

     ゝ             __  ―- 、.ノ
   /           ___    )、     )
  f       ___/  )_/ )   /1  伊達家重臣の片倉景綱殿が、
  |       -‐ィ'´ >.=、   / ,ィ´、. !  最近は重い病にかかっておられるとか。
  i        ノ   ┴┘  ̄l-j { ノ   それで父上は、片倉殿の分まで、
  ヽ.      し、__,_      ,  ̄ 〈/   藩の仕事をしなければならなくったそうです。
   (         _ノ    r=.   ノス   お忙しいのですよ。
    ヽ.      ーァ       / ノ
.     _>‐、_r一'    、_/,-‐' `ヽ
   /  /  ̄ l___ .. -┤, ィ´     )
   l   l.    l     / ̄       /ヽ

152 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:14:20.54 ID:4Da2VQko
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    ……そうか。
    )    Y    (      
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

     ゝ             __  ―- 、.ノ
   /           ___    )、     )
  f       ___/  )_/ )   /1  (……後悔しているんだわ、忠輝様は。
  |       -‐ィ'´ >.=、   / ,ィ´、. !   大御所様と、将軍家に、反発したことを……
  i        ノ   ┴┘  ̄l-j { ノ    時間が経つにつれ、悔やんでおられる。
  ヽ.      し、__,_      ,  ̄ 〈/    
   (         _ノ    r=.   ノス    そのことを、父上に相談したいのでしょうけど……)
    ヽ.      ーァ       / ノ    
.     _>‐、_r一'    、_/,-‐' `ヽ   忠輝様、父上にお話がありましたら、
   /  /  ̄ l___ .. -┤, ィ´     )   ご自分から手紙を送ってみてはいかがでしょう?
   l   l.    l     / ̄       /ヽ

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ    ……ん……いや、別に大した用があるわけじゃない。
    )    Y    (      いいんだ、何もしなくて。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ   何もしなくて……いいんだ……。
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /



164 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:15:47.35 ID:4Da2VQko
      ;;⌒  、
   (;;; ,,;;    ヽ、                          ;;⌒  、
       (_,,,  ;;ノ          ;;⌒  、        (;;; ,,;;    ヽ、
                   (;;; ,,;;    ヽ、            (_,,,  ;;ノ
       /         /     (_,,,  ;;ノ                /
              _,,,...:-‐‐=-..,,,_           /         __,.. -
.、   /     /  ,r'";; ;  /    ;;\,,,,,...   /     _,,. - ‐‐ ''''"";;;;,,,, ,,
;;;,`';;.、      ,,r'";; ;; ;,,,     ;;; ,/;; ;;;,`';;.、--‐‐''''""';;; ;; ,;;; ;;;;;  ,,,;;; ;
;; /;;,`';;.、  /:r';;; ;; ,;;; ;;          ;;  ;;;,`';;.、/;;;  ,,,;;; ;,,,;;; ;;;;;;  ,,,,;;;
,,;; ,,;;;,  ,r'";;;,, ,,;; ,,;;;, ,,,,     /  ;;  :; ;; ;;, ;;`';;、_ ,,,, ,,,,,,;;;;; /;;; ;;;
 ;;;;  ,r'";;;;  ,,,/ ;,,,;;; ;; ;,,, - '''' ''':‐-,, ,,      ;; ;;`';;、_          __,,
_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_/:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:_:/_


         ____
       /      \     大坂の戦いでの遅刻と不手際……
      /  ─    ─\    将軍家の旗本を殺し謝罪も何も無く……
    /    (●)  (●) \  参内をさしたる理由もなく断り、
    |       (__人__)    |  やる夫と秀忠に無断で帰国……
     \      ` ⌒´   /   いずれも許しがたし。……だお。

181 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:17:39.93 ID:4Da2VQko
       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\   ……その裏にいるのは、恐らく政宗だお。
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  忠輝と五郎八姫を結婚させたのは、
  |     (  (      |  やる夫の不覚であったお。
  \     `ー'     /

      ____
     /\  /\
   /( ●)  (●)\    ……やる夫は、忠輝を処分しようと思うお。
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\
  |     |r┬-|       |
  \     ` ー'´     /

    / ̄ ̄~\
  / ⌒   ⌒\    父上は、忠輝をいかように処分するおつもりで?
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      (_/´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   ……謹慎……蟄居、が妥当だと思うお。
/    (─)  (─ /;;/
|       (__人__) l;;,´     ただし、豊臣秀頼のことを任せたように、
/      ∩ ノ)━・'/     今後の幕政を握るは秀忠だお。
(  \ / _ノ´.|  |      最終的には秀忠が決めること……。
.\  "  /__|  |      ……秀忠はどう思うお?
  \ /___ 


190 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:19:49.75 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\       ……先日、竹千代と国松のことで、
  /   (●) (●)ヽ     秀忠は父上より教えられました。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|     幕府の安定のため、徳川家のお家騒動を防ぐには、
 |      ` ⌒´  |     弟が兄に逆らうようなことがあってはならないと。
 ヽ         /     弟は兄の家臣なのだ、と。
 /   ヽ     ノヽ

    / ̄ ̄\
  / \  /\
  /   (●) (●)ヽ     忠輝があくまで私に従わず、これを軽んじるのであれば、
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|     ……切腹もやむを得ぬかと存じます。  
 |       ( <  |
 ヽ     `-'  /
 /   ヽ     ノヽ

       ____
    /      \
   /  ─    ─\    ………………。
 / U  (●) (●) \     
 |       (__人__)    |
 \     ` ⌒´   /


209 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:21:57.05 ID:4Da2VQko
    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ    国松が竹千代に従わねばならないように、
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|    忠輝も私に従わねばならない……   
 |      ` ⌒´  |    そうでしょう、父上?
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

     ____
   /      \
  /  _ノ  ヽ__\
/ U  (ー)  (ー) \    ……その、通り……。
|       (__人__)    |    ………………。
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |
.\ “  /__|  |
  \ /___ /

    / ̄ ̄~\
  / _ノ  ヽ_\
  /U  (●) (●)ヽ      ……父上……。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      (_/´  |      父上は……
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 


216 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:23:32.26 ID:4Da2VQko
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  / o゚((●)) ((●))゚o \   ……やる夫は昔、お前の兄、信康を、
  |     (__人__)    |   切腹させたことがあるお。
  \     ` ⌒´     /

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    もしここで忠輝を切腹させれば、やる夫は……
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   二回も、息子の腹を切らせることになるお。
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \   やる夫は今、とても後悔しているお。
    / (●)  (●)    \  生まれてすぐの忠輝を嫌い、
    |   (__人__)    u.   |  遠ざけたことに……。
     \ u.` ⌒´      /

226 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:25:26.97 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄~\
  / _ノ  ヽ_\
  /U  (●) (●)ヽ      …………。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      (_/´  |      
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \     …………秀忠。
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \    もう一度、もう一度だけ、忠輝と話し合おうだお。
  |     (__人__)    |    お忍びで、やる夫、秀忠、忠輝の三人で会うんだお。
  \     ` ⌒´     /

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    会って、話し合うお。
  / o゚((●)) ((●))゚o \   信康のときも、やる夫と信康が、そして妻の瀬名が、
  |     (__人__)    |   よく話し合っていれば、瀬名と信康は武田と内通することもなく、
  \     ` ⌒´     /   やる夫も殺さずに済んだのかもしれないんだお。


240 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:27:20.41 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /U  (●) (●)ヽ   ……父上、解りました。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|   そうしましょう。    
 |      ` ⌒´  |   私も、弟を好んで殺したくはありません。
 ヽ         /   忠輝が二度と私を軽んじることなく、幕府の命に従うのならば、
 /   ヽ     ノヽ    切腹ではなく、蟄居の罰で済ませましょう!


その日のうちに、密かに使者が忠輝のところへ走り、やる夫と秀忠が、
内密に会いたいという旨を伝えた。


251 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:29:22.78 ID:4Da2VQko
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..    ::::::::::::::::::::::::::::::::::);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ⌒ヽ;;;;; ノ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:....     :.:.:::.:::.:::.::.::(;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; (:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.;,:.:-‐:::':::::::::::::....       :::.:::.::.::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r‐、;;;;;;;;;;;;;;):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. (   ::::::::::::::::::::::::::....      :::::::::`'''‐‐--''''つ;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ:. ̄´:.:.:.(;;;;;;;;;;;;ノ:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.)    :::::::::.:.:.:.:.:.:.:.:.:....       ::::.:::.:::.::(´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
/⌒''''´: :.:.:.:.   :.:.:.`'''''´ :.:.:.:.r'⌒ー-:.':..     :.:.:.:.:.::::::::::::::::::::....         :::::::ヽ、;;;;;;:::::-‐
.  : : : :.:.:.:.   :.:.:.      :ノ.:.:.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:..      ::::::::::::::::::::::::::::::::....        :::.:::.::.:::.:::.:::.
 . .  : : :,:,:.   :,:,:.       :..:.:.:.:.:.:.. :.:.:::::::::..      ::::::::::::::::::::::::::::::::::....           ::.::.::.:(
 : . : : : : :.:.   :.:.:.       :.:.:.::::::::.. :::::::::::::..       ::::::::::::::::::::::::::::::::::::....            :.
: . . : : : : : :.   :.:.:.       ::::::::::::::.. :::::::::::::..       :.:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::....
.  : . : : : : : :.   :.:.:.         :.:.:.:.:.:..:.. :.:.:.:.:.:.::..        :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:::::::::::....
    . : : : : : :.   :.:.:.         : : : : :::.. :::: : : : :..        :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::....

……いつの間にか、雨は止んでいた。
空から、陽が射し込んでいた。

忠輝は、やる夫達と会うことを了承した。やる夫は忠輝が素直に応じたことにほっとした。

258 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:30:52.93 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   ……忠輝に会いに行くお。
/    (─)  (─ /;;/    もっと早く、話し合うべきだったお。
|       (__人__) l;;,´     
/      ∩ ノ)━・'/     
(  \ / _ノ´.|  |      
.\  "  /__|  |      
  \ /___


     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)  
/    (●)  (● /;;/    ……このセリフ……昔も言ったお。
|       (__人__) l;;,´     人間はいくつになっても、失敗と反省の、
/      ∩ ノ)━・'/     繰り返しなのかもしれんお。
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___ 


264 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:32:40.42 ID:4Da2VQko
:::::::::::::::::::*:::::::;;:::::::::::::::::::::::::":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::::::::::::::;;;;;:::::::::::;;:::::::;::::::::::::::
:::::::o:::::::::::::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::⊂ っ , ― 、:::::::;;从从
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(ゝ__________ノ):::::::::;;;;τ,,⊃  ):;;爻爻爻炎炎ミ
::::::::::::::::::::::::::::::::::ε(@ )3))__))__))__))__))__))__))__))3 :::o;:::::。::::` ー '";爻爻爻炎炎炎炎
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/A ヘ∧ ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:::;:::::::::::::;;::::::::;;爻爻爻炎炎粂粂炎
::::::::::::::::::::::::::::::::::く`77/''λ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ::::::;::::*:::\;;::爻爻乂jj爻爻炎粂乂メ
::::::::::;:::::::::::::::::::く777/⌒λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:::::;;;;彡ミ;;爻爻爻爻炎炎粂粂粂
::::::::::::::::::::::::::ぐ777/⌒゙λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ''彡炎;爻乂!爻炎炎"粂炎粂粂
::::::::::::::::::::/`777/⌒`λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:;\;;;爻爻爻炎粂乂粂粂
;;;;(乂_/`777,,γ⌒ヽ∧゙_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ/乂_ノ);;;;爻爻乂メiii粂/粂炎
;;;;;乂んんんんん乂(0)んゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ_(,,ノ;;;;;;;;ゞ爻爻爻炎粂爻
:;;;;;:;;;;;:ロ/ ロ/ ロ/ ロ/─|"|""|-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ''''':;;:;;;;;:;;;;;:;;:; ゞ爻|, ゙レ爻
:;;::;;:;;:;;;::|"||r────|. |  | ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄|  | : :::;:;;::;::;;::;;;;;;;:::;::;;爻|'''(:)"i;::
::::::::::::::::|. || r──┐ |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | .:::::::;::;::;::;;:;;::;;::;;:;;;;:;;.|...:;|:::|;:;:
::::::::::::::::|. || |「「「「「| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | : :::;::::;:::;:::;::;:::;:;_:;::::::.!..,;;|:;;!;;
::::::::::::::::|. || |l_l_l_l_l_| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | ..::::::::::::::::::::::::::|,.| ̄|!,,,;;|:::l::::
::::::::C=============○===Ω ||「「「「「「|「「「「「「||  |Ω==○ : ::::::::::::::::|:;|羅|:;;;;;l::::::;;
::::::::|}|::::|. ||,,____|}{|  | | i| || ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄||  || i||::::|}{| : : : : ::::::::|..|  |;;:;;;;!:::i:::
:::::『[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[【】]]]]]]]]]]]] ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|]]]]]]]]]] : : ::::::::::|:.|雲|::::::;i;::::::
: : : | | ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|. |  |;;;;;;;;; |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;| | : : : : : : : |::|  |::::::;;::::y:::
  . | | 二二二二二二|. |  |二二|    :  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .       |;:|寺|::::::;;::::::::
:爻rw从wfwvrw从jwwiiwjWvwjw爻wv,,,,,, ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|wkWwj,,wjvww\wj从爻
""Www爻wj""w"~"~~`"w~~""ww"f"~W"""~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~`"



   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (    …………
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     / 



275 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:34:13.64 ID:4Da2VQko
         ____
       /      \
      /  ─    ─\    ……そういうわけだお。
    /    (●)  (●) \   大坂の陣前後の忠輝の行いには、
    |       (__人__)    |  非常にまずいものが多かったお。
     \      ` ⌒´   /  故に、謹慎を申し付けるつもりだお。

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ……しかし、そちらにも言い分があるだろう。
 |      ` ⌒´  |      何か言いたいことは……あるか?
 ヽ         /      忠輝……。
 /   ヽ     ノヽ 


286 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:36:07.04 ID:4Da2VQko
     ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ ))
   ((〈● ノ\   /\ ●〉
      ヽ彡'  ヽ /    ヾ_ノ    はっははは……こんなところまで呼び出して!
        )    Y    (      何を言い出すかと思えば父上も兄上も!
     γ⌒γ⌒     ⌒ヽ⌒ヽ    回りくどい言い方はおやめください。
  ((  |   |          |   .|    結局、私と伊達殿が手を組んで、謀反されるのが怖いのだ!
((   ヽ ヽ__人__ノ  ノ    だから謹慎など命じる! あっはっは!
     \     `ー'´   /

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ     俺が兄上の旗本を殺したのも
    )    Y    (       向こうが俺を軽んじるようなことをしたからだ!
   /γ⌒     ⌒ヽ\      大坂の陣に後から来たのも大将ならば
  /  |         |  ヽ    万が一の際の奇襲を恐れ、ゆっくり来るのは当然!
  |   ヽ__人__ノ   |    朝廷に行かなかったのも、本当に病であったからだ!
  \     `ー'´     /  

    / ̄ ̄\
  / \  /\
  /   (●) (●)ヽ     ………………!!!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      ` ⌒´  |      
 ヽ         /      
 /   ヽ     ノヽ 


303 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:38:25.08 ID:4Da2VQko

    / ̄ ̄\
  / \  /\
  /   (●) (●)ヽ     ペラペラペラペラとよく喋る口だ!!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|     言い分があるかと思えばどれもこれも言い訳がましい!!
 |       ( <  |      いや、言い訳であってもいい。なぜそれを、
 ヽ     `-'  /      もっと早く、私や父上に話さなかった!!
 /   ヽ     ノヽ


      ノ L
      ⌒
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈○ ノ\   /\ ○〉ノ L   話して解る親父と兄貴じゃねえだろう!!
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ ⌒    生まれてこの方、親父と兄貴が、 
    )    Y    (        俺の話や言い分を、聞いてくれたことがあったか!?
   /γ⌒     ⌒ヽ\       
  /  |         |  ヽ      
  |   ヽ__人__ノ   |      
  \     `ー'´     / 


317 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:40:24.77 ID:4Da2VQko
    / ̄ ̄\   ノ L
  / \  /\  ⌒
  /   (○) (○)ヽ       だから今、聞きに来たんじゃないか!?
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|       本来ならばお前は切腹ということも考えた。
 |       ( <  |        だが弟を殺すのも忍びないと思い、
 ヽ     `-'  /        こうして話し合いに来たんじゃないか!
 /   ヽ     ノヽ        お前があくまでそういう姿勢なら、
                    私はお前に切腹を命じる他は無い!

      ノ L
      ⌒
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈○ ノ\   /\ ○〉ノ L   おお、出たぞ!
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ ⌒    兄貴の本音が出た!!
    )    Y    (        俺が嫌いなんだ、だから腹を切らせたいのだ!
   /γ⌒     ⌒ヽ\       
  /  |         |  ヽ       はっはっは、征夷大将軍様は、
  |   ヽ__人__ノ   |       戦は下手だが、下の立場の人間に、
  \     `ー'´     /       腹を切らせるのはお得意のようだ!!



    / ̄ ̄\   ノ L
  / \  /\  ⌒
  /   (○) (○)ヽ       言ったな、貴様ぁっ!!!!!!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|       
 |       ( <  |        
 ヽ     `-'  /        
 /   ヽ     ノヽ  


342 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:42:44.70 ID:4Da2VQko
        ノ L____
       ⌒ \ / \
      / (○) (○)\    二人とも!!
     /    (__人__)   \   ……やめないかお!!
     |       |::::::|     |
     \       l;;;;;;l    /l!| !
     /     `ー'    \ |i
   /          ヽ !l ヽi
   (   丶- 、       しE |そ  ドンッ!!
    `ー、_ノ       ∑ l、E ノ <
               レY^V^ヽl


    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /U  (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ち、父上……。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 


354 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:44:29.98 ID:4Da2VQko
     ____
   /      \
  /  ─    ─\
/U   (ー)  (ー) \   ……忠輝。
|       (__人__)    |   今まで、やる夫はお前に、親らしいことは、
/     ∩ノ ⊃  /    してやれなかったお。
(  \ / _ノ |  |     だから……今、はじめて、やろうとしているお。
.\ “  /__|  |     ……頼むから……やる夫の言うことも、
  \ /___ /      聞いてくれお。


      ノ L
      ⌒
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈○ ノ\   /\ ○〉ノ L   何を今さら……!
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ ⌒    有無を言わさずやればいい! 
    )    Y    (        生まれたばかりの、何もできない俺を嫌って、
   /γ⌒     ⌒ヽ\       遠ざけたように!!
  /  |         |  ヽ      今回も、何もできない俺に対して、
  |   ヽ__人__ノ   |      有無を言わさず切腹を命じれば良い!!
  \     `ー'´     /


    / ̄ ̄\   ノ L
  / \  /\  ⌒
  /   (○) (○)ヽ       忠輝、お前はっ……!!!!!
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|       
 |       ( <  |        
 ヽ     `-'  /        
 /   ヽ     ノヽ 


364 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:46:22.04 ID:4Da2VQko
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  / o゚((●)) ((●))゚o \  もう、もうやめるお……!!
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    忠輝……お前も後悔しているんだお!?
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   やる夫と秀忠に反発したこと……
  |     (__人__)    |   だから、そんなにムキになって、
  \     ` ⌒´     /   今も強く反発しているんだお!?



   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (    ………………。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     / 

378 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:48:02.18 ID:4Da2VQko
       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    秀忠も、忠輝を意識していたんだお!?
  / o゚((●)) ((●))゚o \   関が原の時、失敗をした自分が、
  |     (__人__)    |   忠輝よりも下なのではないかと、思ったことが、あるんだお?
  \     ` ⌒´     /   関が原から今までずっと思っていたんだお?
                  だから忠輝の言葉に敏感すぎるほど、反応するんだお!?

    / ̄ ̄~\
  / _ノ  ヽ_\
  /U  (●) (●)ヽ      …………。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      (_/´  |      
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 


386 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:49:34.60 ID:4Da2VQko
            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \    ……もう、もういいじゃないかお。
    / (●)  (●)    \   やる夫が忠輝を嫌い、遠ざけたのも後悔、
    |   (__人__)    u.   |  秀忠が忠輝を意識しすぎたのも後悔、
     \ u.` ⌒´      /   忠輝が父と兄に反発したのも後悔……。


            ___
       /      \
      /ノ  \   u. \    これ以上……
    / (ー)  (ー)    \   親子兄弟で、後悔を重ねあうのは、
    |   (__人__)    u.   |   やめようじゃないかお……!
     \ u.` ⌒´      /

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (    …………父上……。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |u  ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /


394 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:51:01.77 ID:4Da2VQko
:::::::::::::::::::*:::::::;;:::::::::::::::::::::::::":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゚::::::::::::::::;;;;;:::::::::::;;:::::::;::::::::::::::
:::::::o:::::::::::::::::::::::::::::::::::::*:::::::::::::::::::::::::;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::⊂ っ , ― 、:::::::;;从从
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::(ゝ__________ノ):::::::::;;;;τ,,⊃  ):;;爻爻爻炎炎ミ
::::::::::::::::::::::::::::::::::ε(@ )3))__))__))__))__))__))__))__))3 :::o;:::::。::::` ー '";爻爻爻炎炎炎炎
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::/A ヘ∧ ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:::;:::::::::::::;;::::::::;;爻爻爻炎炎粂粂炎
::::::::::::::::::::::::::::::::::く`77/''λ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ::::::;::::*:::\;;::爻爻乂jj爻爻炎粂乂メ
::::::::::;:::::::::::::::::::く777/⌒λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:::::;;;;彡ミ;;爻爻爻爻炎炎粂粂粂
::::::::::::::::::::::::::ぐ777/⌒゙λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ''彡炎;爻乂!爻炎炎"粂炎粂粂
::::::::::::::::::::/`777/⌒`λヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘへ:;\;;;爻爻爻炎粂乂粂粂
;;;;(乂_/`777,,γ⌒ヽ∧゙_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ_ヘ/乂_ノ);;;;爻爻乂メiii粂/粂炎
;;;;;乂んんんんん乂(0)んゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ,ゝ_(,,ノ;;;;;;;;ゞ爻爻爻炎粂爻
:;;;;;:;;;;;:ロ/ ロ/ ロ/ ロ/─|"|""|-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ-ヾロ''''':;;:;;;;;:;;;;;:;;:; ゞ爻|, ゙レ爻
:;;::;;:;;:;;;::|"||r────|. |  | ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|| ̄|  | : :::;:;;::;::;;::;;;;;;;:::;::;;爻|'''(:)"i;::
::::::::::::::::|. || r──┐ |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | .:::::::;::;::;::;;:;;::;;::;;:;;;;:;;.|...:;|:::|;:;:
::::::::::::::::|. || |「「「「「| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | : :::;::::;:::;:::;::;:::;:;_:;::::::.!..,;;|:;;!;;
::::::::::::::::|. || |l_l_l_l_l_| |. |  |    ||「「「「「「|「「「「「「||  |  | ..::::::::::::::::::::::::::|,.| ̄|!,,,;;|:::l::::
::::::::C=============○===Ω ||「「「「「「|「「「「「「||  |Ω==○ : ::::::::::::::::|:;|羅|:;;;;;l::::::;;
::::::::|}|::::|. ||,,____|}{|  | | i| || ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄||  || i||::::|}{| : : : : ::::::::|..|  |;;:;;;;!:::i:::
:::::『[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[[【】]]]]]]]]]]]] ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|]]]]]]]]]] : : ::::::::::|:.|雲|::::::;i;::::::
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  . | | 二二二二二二|. |  |二二|    :  ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .       |;:|寺|::::::;;::::::::
:爻rw从wfwvrw从jwwiiwjWvwjw爻wv,,,,,, ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|wkWwj,,wjvww\wj从爻
""Www爻wj""w"~"~~`"w~~""ww"f"~W"""~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~`"


399 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:51:45.00 ID:4Da2VQko
   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (    ………………。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     /

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      …………。
 |      ` ⌒´  |
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ

       ____
     /      \
   / ─    ─ \    ……忠輝。
  /   (●)  (●)   \
  |      (__人__)    |
  \     ` ⌒´     / 

404 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:52:53.01 ID:4Da2VQko
       ____
     /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    父として、お前が生まれたときの行い、
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \   申し訳なく思うお……。
  |     (  (      |   
  \     `ー'     /

    / ̄ ̄~\
  / _ノ  ヽ_\
  /U  (●) (●)ヽ      …………忠輝。
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      
 |      (_/´  |      私も、お前を意識しすぎたところがあった。
 ヽ         /      ……すまん。
 /   ヽ     ノヽ

   ,.⌒ヽ      γ⌒ ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
    ヽ彡'  ヽ /   ヾ_ノ
    )    Y    (    ………………父上……。
   /γ⌒     ⌒ヽ\
  /  |         |  ヽ
  |   ヽ__人__ノ   |
  \     `ー'´     / 



414 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:54:34.91 ID:4Da2VQko
   ,_⌒ヽ      γ⌒_ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
   ヽ彳゚  ヽ /   ノノヾllフ   ………………父上、兄上……!
.   ) )   Y  。(.ノ ( lj
  /{ {⌒      ⌒ヽ\゚。   ……申し訳、ありませんでした……!!
. /.  〉 〉           |  ヽ   
. |  し'___人__ノ   |
 \     `ー'´     /        
  /           く   

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\     …………。
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\
 |        ̄      |   ……秀忠。
 \              /

    / ̄ ̄\
  / ─  ─\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ……松平忠輝。
 |       ( <  |
 ヽ     `-'  /
 /   ヽ     ノヽ

    / ̄ ̄~\
  / \   /\
  /   (●) (●)ヽ
 .| ⊂⊃(__人__)⊂|      ……大坂の戦い前後の不届きにより、
 |      (_/´  |      蟄居を、申し渡す。
 ヽ         /
 /   ヽ     ノヽ 

439 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:56:47.50 ID:4Da2VQko
   ,_⌒ヽ      γ⌒_ヽ
  〈● ノ\   /\ ●〉
   ヽ彳゚  ヽ /   ノノヾllフ   ……ははぁっ……!!
.   ) )   Y  。(.ノ ( lj
  /{ {⌒      ⌒ヽ\゚。   
. /.  〉 〉           |  ヽ   
. |  し'___人__ノ   |
 \     `ー'´     /        
  /           く  

……松平忠輝は、武蔵国深谷に蟄居の身となった。1615年9月のことであった。
更にその後、忠輝は上野国藤岡に移され、謹慎の日々を送った。


451 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 16:59:18.24 ID:4Da2VQko
     ゝ             __  ―- 、.ノ
   /           ___    )、     )
  f       ___/  )_/ )   /1  ……忠輝様……!
  |       -‐ィ'´ >.=、   / ,ィ´、. !
  i        ノ   ┴┘  ̄l-j { ノ
  ヽ.      し、__,_      ,  ̄ 〈/
   (         _ノ    r=.   ノス
    ヽ.      ーァ       / ノ
.     _>‐、_r一'    、_/,-‐' `ヽ

五郎八姫はその事を知り、切腹にならなかったことにほっとしながらも、
忠輝の身を案じ続けた。

458 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:00:32.78 ID:4Da2VQko
              __
             /: : : : :`ーv - 、
            /: : : : : : : : : : i: : : :丶
            l: : : : : : : : : : :ノ: : : : : }
             」: : く  ̄ \: ll: : :_: : :ノ  ……徳川やる夫……
           (Iヽ_/ヽ,ニミ  ` '_´ ィ: /   わしの考えを見抜き、
      r- 、  __ 千于i___ ノ <t:ァ`i'´    婿殿を謹慎にしたというのか……?
      ゛-'、ノ\_つl l l __  _ /  /
       /_>´ ̄ `i   r`=y'` /      
       」  ‐'二二) lヽ_ 二__/       
    ... -‐' ヽ    _二i ヽ:_:_:_:_:l ヽ‐-、     謹慎処分を食らった婿殿が、
/ ̄      〉  < ヽ__/、 .,l /l |    ̄\  今後、将軍になる可能性はまずない。


                  t ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,, ;;;  ,,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;, i
                  r ;;;;;;;;;;;;;;;; .'^-;,_ ;;;;;;;;;;; ヘ ;;;;;;; _, '^ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /
                  ヽ ;;;;;;;;;;; i   ` - ,_;;;; l `, ,.-'   ヽ ;;;;;;;;;;;; /
                   ヽ ;;;;;;;i _,-、           ,;- 、i ;;;;;;; /   ……我が野望は……
                    ヾ;;;;i  "ヽヽ,       ,.-'"   ヽ;;;/,.,
                   r"`ヽi    ─` "-,_.  -,.'"-tuーュ  i;;" ヽ  ……天下は……
                   i ヽ, i;i  l"     `│:::  `  ̄,   i,' γ i
                    ヽ i i  l`ヽ   ,.i :::::.        i ,  i
                    ヽ .i i  ヽ┘- .'".i :::::::.        i;  .;'
                      ヽi i       i ::::::::..       !y'"
                       ヽヽ   ,.: - 、_ヽ ' ,.: - :.,_,  //
                        ヽヽ`" ~,____,.. 、  //i
                         ヾ    ̄__,...      ,.',/ .i
                         l ヾヽ   ::::::...    /,/:::: i
                         l ヾヽ        /,/:::::::: !
                     _,.-='"l  ヾ -=;;;;;;;;;;;;;=- './:::::::_,.'ヘヽ._
                 _,. -="   l' ` -:.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; /_,.-'"  i  ` - .,_

この年の12月、政宗の腹心であった片倉景綱は死去した。
政宗にとって、幼い頃からの腹心、景綱の死は痛かった。

政宗は何事も、この景綱に相談していた。この相談役がいなくなったことは、
政宗の心を落ち込ませた。


467 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:02:00.58 ID:4Da2VQko
    ::::.:::.:.:.::.:.::.::.:.::.:.:.:.::.:::.:.:.::.::.::.:.:.::.:.::.:.:.:.::.::.::.::.::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.:.::.:.::.:.:.::.:.::.:.:
    ...:..:.:..:...:.:.:..:..:.:.:..:.:..:.:.:.:..:..:.::..:.:..:.:.:.:.:..:.:..:..:.:.:..:..:..:.:.:..:.:.:..:.:.:.:..:.:.:..:.:.:.:.:.:.:..:
   .  ..:.:.. .. . ...:.:.:..:... ..:.:.:... . .  ..  .:.:.:.:....   ....:.:.:.. ..:.::..:...  ....:..
    ...  ...     ...:.:.             .    ...   ....:.:.:.:.::..

                   ..,,;;;;;::::::::...
                  , '""    ""''` .
                , '          `:、
               ,!               l.
               l             !
   ""''''""""'"""''""""'""'''""""''""'""""''"'"'"""'"'"'""""'""""'""''

年が明け、1616年(元和2年)が訪れた。


478 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:03:23.31 ID:4Da2VQko
           ,イ:::::::|:::::::::| :::::::トr'` "´|:::::::::ハ:::!|:::::l:::l
.         l::|:::::::|:::::::::ゝ::::::|    |:l::::::l| |::!|:::::|:::l
           | ! :::::|:|:::|::::ハ:::::|    |ィ!ニリ=j、レィ:r┘  政勝殿、お客様よ。
          l !::l::::N:::ハ:::ィ!ニjlゞ     , ,.==..、 l:: |:: |
          ヽ::|:::::ゝ:〆           ヒf::j ' l::::l::: |
         |ゞ`--ハ    ___      ー'   l::::|::: |
         |:::|:::::::::ハ '" ̄     、     リ::ハ::: |
         l::::|:::::::::ハ      -  '    イ:::::::|ハ::|
         l:::ハ::::::::::l:::lヘ.          .イ:::|:::::::!:::|::',
         |:::::∧::::::|:::|:::::ヘ   .. __ /l::l::::!::::ノ::: |:::ヘ
         ' :::::|::::ゝ:::|::ハ|::| / |      Ll ::レイ :::::|::::::::ヽ

           ,'::::::/::::!:::/,イ::/ .!/ .|::::/ |:::::ハ:::::!::::::!::::::::::i
            !::::::l::::::レ',! ー-、    !/  !::/ !::ハ:,イ:::::::::::|
             !::::_」:::::::::! ..,,_`ヽ、_,.   ,リ  ´ _,..,_ !::::::::ハj
          !/f r.|::::::::!  弋エノ`    `'ィニ二_ /:::::::::!
               k.ヤ!:::::::!           ゞzソ,. /::::∧::|  客? 俺に……?
           |∧`Y::リ           i      //|/  ヾ
              !Tヾ   .     j       //ノ  ……誰だ?
             ヤ. ヽ.    , ‐-、,__    ,.イ:/
              r<´|.  \  弋,__,/  / |/
             !  `丶、.  \  ー   /
           _/     `'-、. `'ー-r<´


488 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:05:07.17 ID:4Da2VQko
           /  / /l.  l、 \  ヽ ', lヽ
        /, l. / /´ヽ lヽ   ヽ. ! ヽ. ト ヽ、
        '´|  V '__ヽ. ト\、_',|   ',|   お久しぶりです、政勝殿。
         | l. ,| | __ \゙、ヽ.__ヽl.  ト.|
           lハlヘ|´ `   ヽ´ ``〉,^! | !
           l\l|    |    //ィ N
          | ハ ヽ  __   /ハ/ `       _
          '′lハn\ `ニ´/! !        ,イ |
           _,.-' /ヽ ` - ´ ,ハ\       | |ヽ
       _, - ' /   |  ヽェ、 '   | ヽー、    _ | ト. ヽ
  ,.、-‐ ´    /  |  /  〉   |   ヽ `⌒.l ヽ',ヽヽヽ
  / ヽ     〈  ,.-|ヽ/ ヽ-/ ヽ/|、  ,〉     | l_! ヽ ゙l

             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!/ !:./.|:./ |:./ !:.:..ハ:.:.,|:.:.:.:.ト-、ゝ
            ,イ.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/ !ナ-、_レ'  |ノ レ'ヽ:.ノ!:.!
              !:.:.:r‐i:.:.il:.:.:..!  こヒr`i`´  _ュ=-.,リ .リ
            |,イ !i^)レ'l:.:.:./    ´    l´ヒr /:.:.ノ
            ! !:ヤヽ、.ヽ/  u       ヽ  l:.:./
              k.l,`-ァi           '´  /∨  霧隠!?
               k_N.l     r'´ ̄`ア  /
              _,イj  ヽ     ヽ-―┘./  生きていたのか!!
            /´r'´\   \.    `´ /
        _,.ィ=''7´;;;;;;;|   \   `ー-ェ-‐'´
    _,.ィ='''´;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;!    \   ノ \

     |:::/::::f:::,イ ヾ::::.ト、: : \: : : : :\: : : : : :ヽ : : ヽ: : :!:.!:::}: : : :!: !
.   /::/:::::!::f::::! ヾ:::k \: :ヾ丶、: : : ヽ __,.,_: :丶: : :! : !Z_::!: : : ト、ヽ、
   /::::f:::::::!:::!::::! .,,_ヾ:ヽ  \ヽ、_,,.><"ゞ、: : : :ヾ: : !: :ト、ヾ: : i :! `ーヽ
.  /::/!:::::::!:::!:::::ヽ, `Y::{   ヾ´ r',.ィ-zュァ\: : ヾ: :!: :ヒ_ ,〉 /: !  おかげさまで。
 //  !:::::::!::ト、::::::ヽf弋ヾ、    ´、ゞ-‐'   ト、 !ヽ! lノ/ ./| /  ケガが酷くて、今まで動けませんでしたが……。
     !::::ハ::! ヾ::::::::!`¨´ j`          |: :ヾ: : ,.ト' / ,イ.|/
       !:::! ヾ ヾ:::::::!.  /              |: : : : :,イ: :/ fヾr 、
      ヾ|    ヾ:::::ヽ〈.,__           |: : : :/ !::ハ:: :!/   \
            \:::i丶、` __,       |: : :/ /  >、!   /ヽ、
               ヾj   \ ー      ./|: ://  /    /   \
                      丶、.__,,.イ  ,|/'´  /    /     \
                   _,///_>'´   /       /        ヽ、


500 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:06:49.05 ID:4Da2VQko
    ::::.:::.:.:.::.:.::.::.:.::.:.:.:.::.:::.:.:.::.::.::.:.:.::.:.::.:.:.:.::.::.::.::.::.::.:.::.::.::.:.::.::.::.:.::.:.::.:.:.::.:.::.:.:
    ...:..:.:..:...:.:.:..:..:.:.:..:.:..:.:.:.:..:..:.::..:.:..:.:.:.:.:..:.:..:..:.:.:..:..:..:.:.:..:.:.:..:.:.:.:..:.:.:..:.:.:.:.:.:.:..:
   .  ..:.:.. .. . ...:.:.:..:... ..:.:.:... . .  ..  .:.:.:.:....   ....:.:.:.. ..:.::..:...  ....:..
    ...  ...     ...:.:.             .    ...   ....:.:.:.:.::..

                   ..,,;;;;;::::::::...
                  , '""    ""''` .
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             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!/ !:./.|:./ |:./ !:.:..ハ:.:.,|:.:.:.:.ト-、ゝ
            ,イ.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/ !ナ-、_レ'  |ノ レ'ヽ:.ノ!:.!
              !:.:.:r‐i:.:.il:.:.:..!  こヒr`i`´  _ュ=-.,リ .リ
            |,イ !i^)レ'l:.:.:./    ´    l´ヒr /:.:.ノ
            ! !:ヤヽ、.ヽ/  u       ヽ  l:.:./
              k.l,`-ァi           '´  /∨  そうか……
               k_N.l     r'´ ̄`ア  /   兄上は……死んだのか。
              _,イj  ヽ     ヽ-―┘./
            /´r'´\   \.    `´ /
        _,.ィ=''7´;;;;;;;|   \   `ー-ェ-‐'´
    _,.ィ='''´;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;;;!    \   ノ \

::|      :   l     ヽ:.  ヽ、::..  ヽ:..   ':::.  !::.  i
::l  :   .:   !       ヽ:. ヽヽ、::.. ヽ::/  ':::.  !、:. |
:::i ::  :l:   l          \ ヽ \/ヽ:::.   ':.  | ヽ:. !
r┤:::  :l::  |  ̄ ̄```ー- \ ヽ ,r‐ァォヤ、::.  i::: |  ヽ|
.ト| ::::  :l::: | ,r≠T〒ト    \ヽ-┴'´ |、:::. !::: |
.i' i :::::.. :ヘ::. l `ー┴ー'      \、   !::l:::. |::::::| 見事な最期でした。
ヽヾ, :、:. ::ヽ::.!            、 \. |:::ハ:::ハ:::::| ……政康殿の助けがなければ、
::::\!:::l::.::::::lヽヘ                 ヽ  i::/ }:;' ',::::| 拙者も生きてはいませんでした。
::::ヽ:.::::ヘ:::::::! ヽ            / /::/ |'  ',::|
ヘ:::}ヽ::、::',:::::!               /!::{     ヾ
 '::| !::Xlヽ:::',、       -―‐‐'  ィ l::i
  '.i ';' ト ヽ:! ヽ、       -  / ! ヽ!ヽ_
  ,/  |  ヽ   ` 、      /  l    、`ー、
.//    !  \     ` ー-r-'   l    !   ` ヽ 、


505 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:07:56.27 ID:4Da2VQko
               /:/:.::/: : : : /..:/:.::.:.::.:......  ::.::.::.::.ヽ   
           ノィ:..::/:/:...::./::./::.: イ':..:/:.::.:.::.:...} :.::.::.::l   
            l:./.7.::.::./:イ/ /:イ:.::.::./::.:./::.:....:.::.:l 
             |:{/ 7:.::: イ′ー 、/´ /:.:. イ:::.:.:/:./:.:|:.:.:|:|  
           j,小.|:.:/   _  \_j/ /::/j:/::.:/:.:.:.!:!  …………。
           /小.!/     ``=ミr‐ミ'/⌒} /イ::./:..|:.::ハ!
           ノイイ/!′       } ノ _ ムーノ:/:.:/|:/
 ̄`ヽー- 、 __ /了|´ |       /ノ    ヽV:イ:./ j′
.ヽ:..:..:..丶:..:..:..}:..:..::| |  l       /       { ノ´
:..:..l:..:..:..:..:..:..:..!:..:..:..|  l  l   く`{        i′
:..:..:l:..:..:..:..:..:..:l:..:..:..:.|  l ハ  `ソ_       }
ー..、`ヽ:..::..::/..:::.::.::.:.l   ヽ >≦--.、ヽ      /
二:..ヽ:{:..:.::.:>ー::´::| /ク′:..:..:..::.::.\ヽ  /

           /::::::::::/:::::::,.イ:::::::,ィ:::,イ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
           ,'::::::/::::!:::/,イ::/ .!/ .|::::/ |:::::ハ:::::!::::::!::::::::::i
            !::::::l::::::レ',! ー-、    !/  !::/ !::ハ:,イ:::::::::::|
             !::::_」:::::::::! ..,,_`ヽ、_,.   ,リ  ´ _,..,_ !::::::::ハj 武士として兄上も本望だっただろう。
          !/f r.|::::::::!  弋エノ`    `'ィニ二_ /:::::::::!  
               k.ヤ!:::::::!           ゞzソ,. /::::∧::|
           |∧`Y::リ           i      //|/  ヾ
              !Tヾ  u.     j       //ノ  ……他のみんなは?
             ヤ. ヽ.    , ‐-、,__    ,.イ:/   わからないのか?
              r<´|.  \  弋,__,/  / |/
             !  `丶、.  \  ー   /       ……信繁も、やはり……
           _/     `'-、. `'ー-r<´
       , -'" `ヽ、      `ヽ、 f`, \

515 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:09:14.09 ID:4Da2VQko
        _ _. : : : : - ・・ - 、
      _ ,': : : f:: ̄: :`:丶、: :\::`::、
     /: : : :,: :|: : : : : : : : : 丶::`、ー`
     |: : : :/:\l: : : : : : : :: : : : ::ヽ丶
    |: : : :|: : : : |: : : : : : : : : :::: : ::ヽヽ
    |: : : :|: : : : ,ヽ: :.: : :::::::.:.: :ヽ: :::|:::i   そこです、政勝殿!!
    l: : : :|: : : |  ヽ::`、、:::、::,:::..:..::ヽ|`ii
   _A: : : :|: : ::|   ヽ::ヽヽi'_ヽ、、::ヽ亅i
  /l::|:::|:::||: :|::|-―--、``、,従リ .|::|ヽト、
, :´: : l: :|/| :fl: ::|、ト弋仍  、    |:::|、i: : `、
: : : : :\: :ヽ|tヽ:|::ll ´    |   .||::|: |: : : :`、
: : : : : : : : : ;]``、:|:|゜    |'   i .|': ::|: : : : : `、
: : : : : : `ヽ、:: : :iヽ`、.  、-‐ァ / i: : : | : : : : : : `、
: :: : : ::::::::::::::ヽ: L_`|;\.  ̄ / i: : : : :| : : : : : : :`ヽ
: :、_ィー--.、ヽ:: :>:;{ ヽ、 , ' / : : : : |: : : : : : : : :`、

           /::::::::::/:::::::,.イ:::::::,ィ:::,イ::::::/!:::::|::::::!:::::!:::::::ヽ
           ,'::::::/::::!:::/,イ::/ .!/ .|::::/ |:::::ハ:::::!::::::!::::::::::i
            !::::::l::::::レ',! ー-、    !/  !::/ !::ハ:,イ:::::::::::|  なっ、何だ!?
             !::::_」:::::::::! ..,,_`ヽ、_,.   ,リ  ´ _,..,_ !::::::::ハj
          !/f r.|::::::::!  弋エノ`    `'ィニ二_ /:::::::::!  お前、顔が近いぞ!!
               k.ヤ!:::::::!           ゞzソ,. /::::∧::|
           |∧`Y::リ           i      //|/  ヾ
              !Tヾ  u.     j       //ノ
             ヤ. ヽ.    , ‐-、,__    ,.イ:/
              r<´|.  \  弋,__,/  / |/
             !  `丶、.  \  ー   /
           _/     `'-、. `'ー-r<´



524 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:11:10.74 ID:4Da2VQko
                   , '´ ̄`¨ー- 、_
               _,.-‐''"`::::::::::::::::::/`ヽ`¨ー-、_
               /::::::::::::::::::::/ヽ/,ヘ:::::::::\:::::::::`ー- 、_  
            /::::::::::::::::::::/:::::/!::/!::::ヽ:::::::::::ヽ::::::::ヤ´ ̄
          /::::::::::::::i::::::/:::::://,、,、,!:::::::ヽ::::::::::ヽ::,、::ヽ   あくまで噂ですが……
           /,.イ::::::::::::l::::/:::::://   !:::l:::::ト、.:::::::::!::::!ヽ::i
           /イ::::::ハ!:::!:::,イ/`¨'ー-、!:::l::::::!_」.::::::::!::::| ヾ!  豊臣秀頼様と、
           !∧::〈(`!!:!::,'|/ .r'ヒア`!:ハ::::ヒア!::::::::ト、::|   信繁殿が、生きているそうなんです。
            !:::ヽ、_!:::::!      リ ヾ! l:::::::::! リ   ……大坂城から脱出し、
            ノ,::i::i::i::ハ::.!        _> ノ::/!:/     薩摩(鹿児島)へ落ち延びた、とか……!
            ,.ハ|::,ハ| ヾ!、.    r‐-‐ァ ./::/ |/
          /!  レ'\.   \   `ニ´/|∧!
         /  ヽ   ヽ、_.  `i'ー-<`ヽ

             /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!/ !:./.|:./ |:./ !:.:..ハ:.:.,|:.:.:.:.ト-、ゝ
            ,イ.:.:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/ !ナ-、_レ'  |ノ レ'ヽ:.ノ!:.!
              !:.:.:r‐i:.:.il:.:.:..!  こヒr`i`´  _ュ=-.,リ .リ
            |,イ !i^)レ'l:.:.:./    ´    l´ヒr /:.:.ノ
            ! !:ヤヽ、.ヽ/  u       ヽ  l:.:./
              k.l,`-ァi           '´  /∨  な、なんだって!?
               k_N.l     r'´ ̄`ア  /
              _,イj  ヽ     ヽ-―┘./
            /´r'´\   \.    `´ /
        _,.ィ=''7´;;;;;;;|   \   `ー-ェ-‐'´

.     / i       | lニ'^´ヽ |  ト.  1   .|  |   〉
    | |  | | | l     | |l.  |」.斗|ー | ! / 〉
    | |  | | | |   」斗ヒ] ヒ_ jハ.  ! リ、 ,ハ
       |  、´l ̄j.ニト    ´ ヘ´r‐、 iンL.ル | Y | ',   ………………。
      ヽ!、  |ヽゝfVrt.',      うッソ|.     レ  | ',
       ー\|ヽ. 込}         ̄ | l    l   ト. ',
         |  ',   '        | |  | l   | ヽ ',
         |   ヽ    -    ,. |,'!  ,′′  !  ヽ
         ||   `ト,、._   /   | ./ ,′   |\
            、ト.  ハ.| l/ ヽ ´   .ノイ |/    .|ァー-

542 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:12:50.49 ID:4Da2VQko

      *             ┼
        ,~-,~-,~-,
   十    |_駿 府 城|     + + +
       _|_~~~~~~~~           ┼ +  *
      __i .i-.、 __  +
    rii | i_,! 'ー'l |,_l"'i ト,   *       十           十
_  __.゙| '"         ." |__     +       +
└┘ i.L,r-''"i ̄ ̄i~~゙"i''-.,」_.|_iーi ___       
┬─┬ト''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|..|,,__~".''''ーk,,i=i、.rii l"l,,l l.,l"i ト,.
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|  |_~"'l'''' iー-i-.ニL." ___ ^.」
┬回┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~",-、.=、~|~"'l''.ーiー-.|'"|_._|__|~i''i|   ┼
┴┬┴ri'"~|□ ̄| ̄~"l''ー|~"|;;;|.|;;| .~"|".' ''l -i |r''i"□_| ~!|
┬┴┬r''l"~ ̄| ̄ ̄|~゙"''i.|~"|;;;|.|;;|._~'_"|"'l': ri'|i'"|_._|__||''i|

         ____
       /      \
      /  u   ノ  \     ……ん……
    /      u (●)  \
    |         (__人__)|
     \    u   .` ⌒/

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    やっぱり、お腹が時々痛くなるお。
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   食欲もいまいち出ないし、
  |     (__人__)    |   無理に何か食べてもご飯が美味しくないお。
  \     ` ⌒´     /


559 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:14:55.42 ID:4Da2VQko
         ____
       /      \
      /  u   ノ  \    ……たぶん、これは、寄生虫だお。
    /      u (○)  \   前にもかかったことがあるお。
    |         (__人__)|   これくらい……やる夫が調合した、
     \    u   .` ⌒/   薬を飲めば、治るお。

      ____
     /\  /\
   /( ○)  (○)\    それにしても、こう気分が落ち込んではいかんお。
  / :::::⌒(__人__)⌒:::::\   病は気から……! 気分を晴らすために、
  |     |r┬-|  u    |   鷹狩りに行くお。身体は動かさないとかえってなまるお!!
  \ u   ` ー'´     /

こうしてやる夫は、翌日……
1616年1月21日、駿府城を出て、郊外の田中という場所へと向かった。

578 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:16:37.31 ID:4Da2VQko
             (;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;)
  ⊂二⊃     (;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;)
            (;;;;;ゞ;;;;ヾ\\/ /;;;/ /;;;;;;;;;ゞ;;;;)     ,:-'"⌒"'-:,
             (;;;;ゞ;;;;;ヾ;;;| l i l i /;;;;;;;ゞ;;;;)    ,:-'"      "'-:,
        ,:-'"⌒"'-:,  (  .|i | il i |        (;;;;;;);;;;)         "'-:,
      ,:-'"::: ::: ::: ::"'-:,,  .| l i | i l|      ,:-'(;;;;;);;;;;);;;)"          "'-:,
    ,:-'" :::: ::::: ::::: ::::  "':| |i l i | |   ,:-'"  (;;;;;;(;;;;;;)
  ,:-'" ::::  :::::::  ::::: ::::: :::::|i | il i |i.|,:-'"      |li|
,:-'" ::::::  :::::::::   :::::::: ::::::::::| l i | i li |        |il|
"'"''"'"'""'"''"'"'"''"'"''"'"'"''"'"MjiijMrソルM"'"'"'"''"'"ソjルMソルソル'""'"""""'""'"'"'
    ""'"           ""'""'""'"'"''"'"
              ""                    "'""""
                            """"
    """'                                    '""""'
""'"                """"        ""'"""


        ___
      /      \
   /          \     うーん、やっぱり鷹狩りは楽しいお!
  /   ⌒   ⌒   \
  |  /// (__人__) ///  |
  \              / 

589 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:17:39.10 ID:4Da2VQko
 l;;'            /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
 l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l   大御所様!
 | `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |   気分も良くなられたようで何よりです!
. ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/   
. l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ
 ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /
  ', i、-----.、       `''"i`'''l
.  ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\        ,'  ト、,
   ヽ ヽ〈    i|          Vi゙、
    ゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ
.    ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
.     ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
     ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /

      ____
    /_ノ   ヽ_\
   /( ●) ( ●)\    ……う、うん。
 / ::::::⌒(__人__)⌒:::::\  しかしお前とも長い付き合いだお。
 |        ̄      |  一体お前は、年はいくつなんだお……?
 \  u           / 


617 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:19:28.02 ID:4Da2VQko
 l;;'            /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;',;;;;;;;
. ,l;L_      .,,、,--ュ、 ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;iソノ
ヾr''‐ヽ,  ,、ィ'r-‐''''''‐ヽ ';;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|
 l rO:、;  ´ ィ○ヽ    'i;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、l   大御所様は何か勘違いをされているご様子。
 | `'''"/   `'''''"´     !;;;;;;;;;;;;;;;/ l |
. ,'  /   、        |;;;;;;;;;;;;;ノヽ'/   拙者は四代目ですぞ!?
. l  ,:'   _ ヽ       .|;;;;;;;//-'ノ    初代は大御所様が今川の人質の頃、三河で働き、
 ', ゞ,' '"'` '"       i;;;;;i, `' /     二代目は浜松で三方が原の戦いのとき、
  ', i、-----.、       `''"i`'''l      大御所様を出迎え、後に岡崎で活躍。
.  ヽ ヾ゙゙゙゙ニニ'\        ,'  ト、,     三代目は伊賀越えに同行し後に影武者を務め、
   ヽ ヽ〈    i|          Vi゙、    そして拙者は関が原以降、
    ゙, ,ヽ===-'゙ ,'     ,   // ヽ   大御所様のお側に仕えております!
.    ',.' ,  ̄ , '    ノ  /./    ヽ,
.     ヽ.  ̄´   / ,、 ' /     / \
     ノ:lゝt-,-‐''" / ,.ィ゙     /

       ____
     /      \ 
   / ─    ─ \    ……なんだお、その、強烈に後付け設定くさい話は……。
  /   (○)  (○)   \
  |      (__人__)    |
  \     ` ⌒´     / 


647 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:21:24.33 ID:4Da2VQko
         ヽ:r‐'、  __
           〉‐r '´     `丶
         /:::ヽ         ヽ
.        ,':::::::::::ヽ.          '、
.         l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_.  ,、=,   まぁそれはともかく!
          l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|
        l ヽ::::::::l  ''`¨¨´   ヽ |   いま、京都のほうでは、
         ヽ ヽ::::::!      ,ィ _.  ', .l   「天ぷら」なる料理が流行っているそうでございます。
         ヽ_λ:i.     ' `'゙`'‐'i゙ ,'
          l ヽ`'.    ,∠.ニフ /
           l ` 、 、   い.... ,' /
        ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,'
       ,.イ  \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
.     / .',    \ 丶、   l. ', ヽ'.-、
  ,. -.'´    \    \ \   ! .l  ',  `‐ 、


       ____
     /⌒  ⌒\ ホジホジ
   /( ●)  (●)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  天ぷら……かお?
  |    mj |ー'´      |
  \  〈__ノ       /
    ノ  ノ 


674 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:23:19.47 ID:4Da2VQko
         ヽ:r‐'、  __
           〉‐r '´     `丶
         /:::ヽ         ヽ
.        ,':::::::::::ヽ.          '、     はい。
.         l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_.  ,、=,     魚肉のすり身を油で揚げ、
          l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|     橙の酢を少しかけ、
        l ヽ::::::::l  ''`¨¨´   ヽ |     それにネギとニンニクをすってかけるものです。
         ヽ ヽ::::::!      ,ィ _.  ', .l     大変に美味であるとか。
         ヽ_λ:i.     ' `'゙`'‐'i゙ ,'
          l ヽ`'.    ,∠.ニフ /     駿河湾ではこの時期、黒鯛が釣れますゆえ、
           l ` 、 、   い.... ,' /      これを天ぷらにしてみてはいかがでしょう。
        ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,'       最近、食欲がないとのことでしたので。
       ,.イ  \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
.     / .',    \ 丶、   l. ', ヽ'.-、
  ,. -.'´    \    \ \   ! .l  ',  `‐ 、


現在の天ぷらとは異なり、現在で言う薩摩揚げの様なものであったとされる。


694 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:25:22.98 ID:4Da2VQko
       ____
     /      \
   / ─    ─ \     ふーん。
  /   (●)  (●)   \
  |      (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

     ____
    / ⌒  ⌒  \
  ./( ―) ( ●)  \
  /::⌒(_人_)⌒:::::  | それじゃ、食べてみようかお?
  |    ー       .| お前に任せるお。
  \          / 

713 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:27:23.91 ID:4Da2VQko
.                   ________
                  | 田 中 城    |
                  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  ∧
                <⌒> 
                 /⌒\  
       _________]皿皿[-∧-∧、
    /三三三三三三∧_/\_|,,|「|,,,|「|ミ^!、
  __| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩  |'|「|'''|「|||:ll;|
 /__,|==/\=ハ, ̄ ̄|「| ̄ ̄ ̄ ̄|「| ̄ ̄|
/_| ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ | | 田 |「|  田 田 |「|[[[[|
|ll.|ロ ロ,/| l⌒l.l⌒l.| |    |「|        |「|ミミミミミミ

その日の夜、やる夫は鯛の天ぷらを食べた。

      ____
     /_ノ ' ヽ_\
   /(≡)   (≡)\     おお……美味い!!
  / /// (__人__) ///\    ブラボー! おお……ブラボー!!
  |     |r┬-|      |
  \     ` ー'´    /

         ヽ:r‐'、  __
           〉‐r '´     `丶
         /:::ヽ         ヽ
.        ,':::::::::::ヽ.          '、
.         l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_.  ,、=,   美味いっ!
          l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|
        l ヽ::::::::l  ''`¨¨´   ヽ |   大御所様、新鮮な魚の天ぷらに、
         ヽ ヽ::::::!      ,ィ _.  ', .l   コメの飯! 温めた酒!!
         ヽ_λ:i.     ' `'゙`'‐'i゙ ,'
          l ヽ`'.    ,∠.ニフ /    かぁ~っ、たまりませんな!!
           l ` 、 、   い.... ,' /
        ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,'
       ,.イ  \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
.     / .',    \ 丶、   l. ', ヽ'.-、
  ,. -.'´    \    \ \   ! .l  ',  `‐ 、


726 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:28:13.50 ID:4Da2VQko
       ____
     /⌒  ⌒\
   /( >)  (<)\
  /::::::⌒(__人__)⌒::::: \  全くだお、うめぇお! 実にうめぇお!!
  |    /| | | | |     |  もうひとつ、さらにひとつ、ついでにもうひとつ!
  \  (、`ー―'´,    /  バクバクバク!! うめぇーっ!!お!
       ̄ ̄ ̄ 

752 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:30:05.99 ID:4Da2VQko


  。    :::::            *          *
      ::::;;::::  。       o   。       o  ゚  ゚
      :::::        。           。           。
   ゚       .   ゚    ::    .   ゚    ::       +
 *           *    ::;;::  ゚   *    ::;;::  ゚  ;   ;
   :::   。    ゚     ::;;;::    ゚     ::;;;::   ` : ` ::  :::;
           *    ::;;;:      o     + :: :::::
 ::  ,    ;    ;  ::::; :::::        。           .   ゚    ::
. 。       o  ゚       .   ゚    ::            *    ::;;::  ゚
      。       .       *    ::;;::  ゚   。    ゚     ::;;;::
 .   ゚    ::     . 。    ゚     ::;;;::           *    ::;;;:
.                   ________
                  | 田 中 城    |
                  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                  ∧
                <⌒> 
                 /⌒\  
       _________]皿皿[-∧-∧、
    /三三三三三三∧_/\_|,,|「|,,,|「|ミ^!、
  __| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩  |'|「|'''|「|||:ll;|
 /__,|==/\=ハ, ̄ ̄|「| ̄ ̄ ̄ ̄|「| ̄ ̄|
/_| ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ | | 田 |「|  田 田 |「|[[[[|
|ll.|ロ ロ,/| l⌒l.l⌒l.| |    |「|        |「|ミミミミミミ

そして……やる夫は床に入った。
狩りの疲れと、美味い食事。満足して眠りについたのだが……


773 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:31:56.44 ID:4Da2VQko
……午前2時ごろ。


       ____
     /ノ   ヽ、_\
   /( ○)}liil{(○)\     は……ぐぅっ……!!
  /    (__人__)   \    なんだ……お……??
  |   ヽ |!!il|!|!l| /   |   お腹が……
  \    |ェェェェ|     /


       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    ゲホッ!! グェ……ゲホォ!!
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \   ノドが詰まって……タンも……
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /

794 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:33:07.34 ID:4Da2VQko
         ヽ:r‐'、  __
           〉‐r '´     `丶
         /:::ヽ         ヽ
.        ,':::::::::::ヽ.          '、
.         l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_.  ,、=,   大御所様!
          l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|   ……ひょえーっ!!
        l ヽ::::::::l  ''`¨¨´   ヽ |
         ヽ ヽ::::::!      ,ィ _.  ', .l   大丈夫ですか!?
         ヽ_λ:i.     ' `'゙`'‐'i゙ ,'
          l ヽ`'.    ,∠.ニフ /
           l ` 、 、   い.... ,' /
        ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,'
       ,.イ  \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
.     / .',    \ 丶、   l. ', ヽ'.-、
  ,. -.'´    \    \ \   ! .l  ',  `‐ 、

       ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \    (こいつが無事……ということは……
  / o゚((○)) ((○))゚o \    天ぷらが問題ではないお。食あたりでは……ないお!
  |     (__人__)    |   ……お腹のあたりにある、しこり……
  \     ` ⌒´     /   これは……寄生……虫……?)

症状から見て、この時のやる夫は胃がんであったとされる。
それが、普段はあまり食べない油ものを一度に大量に食べたため、
症状が悪化したのであった。

しかし、やる夫は以前にも寄生虫にかかったことがあり、
経験上、寄生虫だと判断した。


818 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:35:10.64 ID:4Da2VQko
<ゲホォッ!!!!!!


         ヽ:r‐'、  __
           〉‐r '´     `丶
         /:::ヽ         ヽ
.        ,':::::::::::ヽ.          '、
.         l:::::::::::::::/ .,、z:ュ、,_.  ,、=,   お、大御所様!
          l;:::::::::::/ ´ ,r'ャ、`' i'rャ;|   
        l ヽ::::::::l  ''`¨¨´   ヽ |
         ヽ ヽ::::::!      ,ィ _.  ', .l   
         ヽ_λ:i.     ' `'゙`'‐'i゙ ,'
          l ヽ`'.    ,∠.ニフ /
           l ` 、 、   い.... ,' /
        ,r<ヽ、 ヽ', .ヽ`二フ.,'
       ,.イ  \.丶、`' .、,_`,.ィヽ、
.     / .',    \ 丶、   l. ', ヽ'.-、
  ,. -.'´    \    \ \   ! .l  ',  `‐ 、


838 :1 ◆QznAE2I9mA :2008/10/18(土) 17:36:28.65 ID:4Da2VQko
  。    :::::            *          *
      ::::;;::::  。       o   。       o  ゚  ゚
      :::::        。           。           。
   ゚       .   ゚    ::    .   ゚    ::       +
 *           *    ::;;::  ゚   *    ::;;::  ゚  ;   ;
   :::   。    ゚     ::;;;::    ゚     ::;;;::   ` : ` ::  :::;
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. 。       o  ゚       .   ゚    ::            *    ::;;::  ゚
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                  | 田 中 城    |
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                  ∧
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       _________]皿皿[-∧-∧、
    /三三三三三三∧_/\_|,,|「|,,,|「|ミ^!、
  __| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩  |'|「|'''|「|||:ll;|
 /__,|==/\=ハ, ̄ ̄|「| ̄ ̄ ̄ ̄|「| ̄ ̄|
/_| ロ ロ 「 ̄ ̄ ̄ | | 田 |「|  田 田 |「|[[[[|
|ll.|ロ ロ,/| l⌒l.l⌒l.| |    |「|        |「|ミミミミミミ


「誰か!! 誰かあるか!! 医者を呼んで参れ!! 医者を……!!」


第34話「父と兄と弟と」終わり
最終話「暁の空」へと続く
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えむわん

Author:えむわん
当サイトは、主に2ちゃんねるの萌えた体験談コピペスレより、
さらに萌えるコピペのみ厳選したサイトです。

ここに掲載されている体験談は、ほとんどが作者の妄想から生まれたものです。
実在の人物、事件とは関係ありません。

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